急に言っておいて3日で終わらせてほしいと言う。
雑用係は暇だと思っているらしい。
おかげでその仕事につきっきり。
この3日、ものすごいエネルギー消費。
ただ面倒なだけな仕事は疲れるんだぜ。
「ロッキー2」のロッキーは相変わらず疲れ知らず。
彼の場合は身体的な力より精神的な力が絶大らしい。
あらすじは...
ヘビー級タイトルマッチで辛くも王座を守ったとはいえその戦いぶりに非難が集中したアポロ(カール・ウェザース)に対し、敗れたりとはいえフルラウンドに感動のファイトを展開したロッキー(シルベスター・スタローン)には熱烈な賛辞が集中。巷に流布するアポロ再起不能の噂を打ち消そうと、アポロ陣営は再度ロッキーとの再戦を宣言するが……。
なんだ、この胸が熱くなる感じ。
2になっても冷めない。
今度は勝負にこだわるロッキー。
守るものができたとき、男はまた進化を遂げる。
あの音楽が鳴り響く。
そして、また立ち上がる。
あれは夢なんかではなく現実であったということを証明するために。
あの喋り方。
ファッションセンスゼロ感。
単純で純粋なところ。
ロッキー演じたシルベスターはブレていない。
そのまんま成長している。
今までは孤独で失うものなんかなかったロッキー。
今回は愛する人を守るために、戦う。
シルベスターは、やはりロッキーそのものだった。
エイドリア~ンのタリアは、今回母親になる。
女は強い。
子供のためならなんでもできる。
彼女もまた、ロッキーと同じく成長する。
内助の功という言葉がぴったりな母性を感じさせる演技。
美人ではないができた奥さんである。
毎回イライラさせられるポーリー。
このおっさん、いい加減なんとかならないのか。
大抵の騒動はこの人が原因である。
まぁ、ずっと変わらないっていう人も必要かもしれませんが。
冒頭で前作のラストを魅せられただけで目頭が熱くなったのに....
今回は、勝負の回。
前作よりも試合のシーンは、映画とは思えないほどリアル。
分かっているはずなのに、力が入る。
負けるな、ロッキー。
観客席に座っている気分になる。
打たれても打たれても勝つことを決してあきらめない。
何度倒れても立ち上がる。
不屈のヒーロー。
ラスト、最高の時間。
前作のラストと今作のラスト。
同じようで違う感動が押し寄せる。
ロッキーは体ではなく心で戦ってるんだ。
いつだってまっすぐな愛のために。
ちぶ~的トレーニング度5
片手腕立て伏せに感動!ただ走っただけであんなに人が寄ってくるのは、お金をばらまく人くらいなのに...それができるということは、ロッキーは偉大なんですね。