お盆が終わったというのに、異常な暑さだった今日。
頭もイカれている。
それなのに...
授業も一段と高度。
まず、問題の意味が不明。
主語がいつもないので、まるで気分は探偵。
問題の答えより、問題の方が困難。
毎日こんな感じだと、「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」のシャーロックよりは、推理力がつくんじゃないかと思うんです。
あらすじは..
オーストリア皇太子が自殺する事件が起きるも、シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は皇太子が暗殺されたと推測。事件の謎を解くため社交クラブに潜入したホームズは、ジプシーの占い師シム(ノオミ・ラパス)と出会うが、シムは事件の手掛かりを知ったことで暗殺事件の首謀者モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)に狙われてしまい……。
前作までは、新しいシャーロックとして万人受けされやすい作品に仕上げていたと思う。
もちろん、謎解きが足りなくて不満には思ったけど。
許せる程度かな。
斬新な着色もたまには楽しいと思った。
ロバートとジュードのコンビも相性がいい。
二人の掛け合いを見るだけで楽しめるから。
続編である、シャドウゲーム。
これはどうだろう。
ここまでくると、もはやシャーロックである必要があるのだろうか。
何も考えず、ただ見るにはいい娯楽映画。
こだわりのある人には向かない作品である。
格闘シーンでおなじみの敵の技を先読みする映像。
迫力があるし、斬新だと思った。
今回は、初めてみたときに比べて魅力が半減。
しかも。
この映画を見た後に、久しぶりに北野武の「座頭市」を見たら全く同じ手法を使っていた。
しかも武の方がかっこいい。
それに気づくと、この映画の見どころを一つ見失う。
そもそもアクションに力を入れすぎて、謎解きが少なすぎる。
技の先手を読むことも推理という解釈なのか。
今回も絶妙なコンビネーションを発揮していた二人。
男の友情ってやっぱりイイ。
ジュード自体は、浮気男のイメージがつきまとって好きじゃない。
でも、なぜかこの映画だけはそれが気にならない。
帽子をずっと被ってて、ハゲ頭も顔もそんなにアップにならないせいだろうか。
ジュードよりも、ロバートの「アイアンマン」そのまんまのキャラが私を惹きつけているのかもしれない。
中年腹が気になってきたロバートなのに、魅力あふれるキャラにするのがうまい。
ただ、やっぱりアクションをされるとアイアンマンになるのではないかとウキウキしてしまうので注意が必要。
そして「アイアンマン3」が見たくなる衝動がくる。
私が一番期待していたノオミ・ラパス。
なんでだ。
ノオミ色を出せていない。
使い方を間違っている。
普通の役をやらせてどうする?
いっそのこと「ドラゴンタトゥーの女」のまんまで出ていた方が面白かったに違いない。
悲しい。
変に美女役とかやりだしたらどうしよう。
それはそれで笑っちゃうかも。
「プロメテウス」もつまんなそうだし、心配。
次回は、いっそシャーロックという名前を捨ててみてはどうだろう。
ここまで変えるならそれくらい平気そう。
マドンナと結婚したくらいだから何でもできるでしょう。
私的に、最大の謎はロバート・ダウニーJr.の名前。
結構年なのに、ジュニアって....
感覚的には千原ジュニアと同じ意味なのだろうか。
ロバートがいつ大人になるのかが、一番気になります。
ちぶ~的ロリッチ度5
ロバートはいつも金持ち。監督もリッチーだし(適当?)