ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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「ストックホルム・ケース」

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ストックホルム・ケース」


『それは本当に脳の勘違い?』

 

ストックホルム症候群の元になった実際の事件がモチーフ。

 

ストックホルム症候群とは、生きるために犯人と心理的なつながりを築いてしまう心的外傷後ストレス障害のことを言うらしい。

 

危険な場所で出会った男女が恋に落ちやすいとか。

 

DVされても逃げようとしない、別れられない心理にも似ているかも。

 

でも、映画を見て思ったけど…

 

彼女は、本当にストックホルム症候群だったのでしょうか?

 

ただ、恋に落ちたとも言えるような。

 

そもそも正常な時に好きになるのが恋だとしたら、恋ってな〜に?

 

と、聞きたくなりました。

 

 

実際の事件が元になっているので、しょうがないかも知れませんが…

 

テンポが遅い。

 

そして、犯人がお粗末。

 

なんなら警察達も間抜け。

 

さっさと突入しろよと言いたくなること必至。

 

だらだらしているので途中で飽きてくる。

 

犯人と被害者で夫も子供もいる女性との心の距離が縮まるシーンも軽薄。

 

もっと丁寧に描いてくれれば、説得力があったのに…

 

残念でならない。

 

 

ただこの題材自体は面白い。

 

キャスティングも絶妙で好き。

 

恋には理由がないはずなのに、これは恋じゃないと言える根拠は何なのか。

 

と、ずっと考えてしまった。

 

脳みそって意外にバカなのかもね。

 

対等な関係、通常な環境が前提で起きる恋が正常というボーダーラインも難しい。

 

それも含めて"恋"という名の出来事は色んな意味で摩訶不思議ですね。

 

 

 

ちぶ〜的厄介度5

どれが本音でどれが惑わされた故の行動なのか。ラストまで見ても分からなくて、それが面白かったかも知れません。

 

本日紹介した映画は…

 

ストックホルム・ケース (2018)

STOCKHOLM 

監督 ロバート・バドロー

ストックホルム・ケース」
あらすじは…
スウェーデンストックホルムアメリカ人を装って銀行を襲撃したラース(イーサン・ホーク)は、行員のブリジッタ(ノオミ・ラパス)ら3人を人質に取って、刑務所に収監されている仲間クラーク(マーク・ストロング)の解放を迫る。さらに金とクラークと共に逃走するための車を用意させようとするが、警察の作戦によって銀行から動けなくなる。報道陣も押し寄せて長期戦となる中、ラースとブリジッタたちの間に奇妙な共感意識が芽生えていく。
 
yahoo!映画より引用)