『ゲス父との逃避行!』
シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2018上映作品。
東京に行こうと思ってたが、社外研修と重なりスケジュール的に無理だったのであきらめたんですよね。
やっと鑑賞してみたけど...
本当にゲスすぎる。
子は親を選べないっていうけど...
子供が可哀そすぎる。
しかもこれが実話だなんて、後味悪い。
真実は小説よりも奇なりってことですね。
父親に絶対服従。
母親は父親でもある夫を溺愛しすぎて盲目状態。
こんな家庭に生まれ育ったら、父親が神様みたいになってしまうんだろうな...
これ、ある意味DVと似ている。
自分を絶対的存在だと信じ込ませ、従わせる。
逆らうことなんてできない。
ある意味、その構図がずっと不気味で怖かったですねぇ。
ただ、息子を巻き込んで逃亡し出会った人たちを虐殺していく。
劇的な展開はなく、ずっとゲスな父親の行動を見せられるだけ。
でも、きっと事実を淡々と描いただけなんだと思う。
それが怖い。
ラストも重い気持ちになる。
家族って一体...
結局は、人間は血が繋がっていても別人。
それをきちんと自覚しないと子供にも遺伝するかもしれない。
犯人が野放しにならなかっただけでもマシかもしれませんね。
ちぶ~的ゲス度5
マジでひどい親...もはや親と子の関係ではなかったのかもしれませんけどね。
あらすじは...実在する犯罪者一家の脱獄劇と虐殺の逃避行の行方を描く犯罪サスペンス。1978年夏。囚人・ゲーリーとランディは、息子たちの協力を得てアリゾナ州刑務所からの脱獄に成功。一行は逃避行を繰り広げるが…。 (Amazonより引用)