『くたばれ連鎖に惚れ惚れ。』
ゴア描写✖️ポップアートって感じで素敵でした。
恋人の父親を殺すように頼まれ、カナヅチ一つ持って乗り込む男。
悪徳刑事の父親が抜群にゲス野郎。
ずっと奥さんがかわいそうなんだけど、それもどこかブラックな笑いに変わってしまう。
めっちゃ独特なホラー。
タイトルが何よりも最高。
そう、とっととくたばればいいんです。
これ、「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2020」の作品の一つ。
やっぱりシッチェス映画祭チョイスって私を裏切らない。
例え、つまらなくても絶対普通ではない作品ばかりだから見て損はなし。
これも、中弛みはありますが最後まで目は話せない。
終わりなき戦いと皮肉な結末。
これがロシアの映画ってのもいいですね。
ずっと痛そうなシーンがあるけど、ここまでの色遣いをされるとそれすらアートになる。
血は絶対に出過ぎだけど(笑)
昔の時代劇並みの血吹雪はある意味かっこよかったですね。
ロシア流のゴア映画、オススメです!
(グロいの不慣れな人は要注意!)
ちぶ〜的くたばる度5
ここまでのくたばり方はむしろ爽快よ。
本日紹介した映画は…
とっととくたばれ (2018)
PAPA, SDOKHNI/WHY DON'T YOU JUST DIE!
- 監督 キリル・ソコロフ
- 解説は…
- 恋人の父親を殺そうと決意した若者、そう簡単には殺られない筋金入りの悪徳刑事、そんな父親への復讐心を秘めた娘、それぞれの殺意がひとつのアパートメントで激突し、血しぶき舞い散るバイオレンスバトルになだれ込む。激痛もののゴア描写をポップな映像とブラックユーモアで包み込むハイテンションなコメディスリラー。 "ロシアのタランティーノかパク・チャヌク"と激賞されたロシアの新鋭監督キリル・ソコロフの長編デビュー作。
(GYAO!ストアより引用)