『この物語は、リアルな心理スリラーだ。』
ジョエル・エドガートンが主演と製作総指揮。
なぜか、彼が出演しているとつまらなくはならないだろうという安心感がある。
正体不明の"なにか"に怯えて生きる家族。
そこにやっていきた、"他人"。
規則正しく、綺麗に進んでいた時がどんどん乱れていく...
他人の介入で狂っていく家族が怖い!
最後まで見て、これって日常生活でも起こりえることだよなって思った。
新しい環境や新しい人間関係。
自分以外の他人が介入してくるとき、人は興味心をくすぐられ一気に知ろうと努力する。
でも、自分の想像通りに"知る"という行為が進まないときもある。
それがリスクになるんですよね。
自分が思っていたような人間ではなかったり、信頼を裏切られることって生きていれば必ず一度や二度は皆経験しているはず。
だから、この心理スリラーの結末は本当に怖い。
知っていたはず、理解していたつもりって人間の愚かさだと思うんだけど...
その弱さが全くなかったら、人間らしくない!とも言えるかもしれない。
そう考えながら見ると、見ごたえのある心理スリラーだと思いますね!
ちぶ~的自由が欲しい度5
やっぱり心の余裕があったら、人はもっと上手に決断したり選択できるのでしょうか。
本日紹介した映画は...
イット・カムズ・アット・ナイト (2017)
IT COMES AT NIGHT
- 監督 トレイ・エドワード・シュルツ
- 森の中の一軒家に住むポール一家のもとに、ウィルと名乗る男とその家族が、正体不明の“それ”から逃げようと助けを求めてくる。ポールは、“それ”が侵入しないように「夜は入口の赤いドアを常に施錠する」というルールに従うことを条件に、彼らを受け入れた。ところがある日の夜、赤いドアが開いていたことがわかる。
(Yahoo!映画より引用)