ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

「ヘレディタリー/継承」

「ヘレディタリー/継承」


 『冷静に考えれば遺伝って怖くない?』

 

 

最近、超話題になるホラー映画ってレベルは高めだけどハマれない。

 

だけど、これは意外と楽しかった!

 

ま、ほぼトニ・コレットの顔芸なんだけど(笑)

 

遺伝のように強制的に引き継がれていく"何か"に狂わされる家族。

 

自分の意志とは関係なく続いていくって本当に怖い。

 

意外とちゃんとしたオカルトホラーだったので見ごたえがありました。

 

 

 

アニー(トニ・コレット)の娘チャーリー(ミリー・シャピロ)が最高なんですよ(笑)

 

ホラー映画に出るために生まれてきたような表情!

 

あの年齢で、すでに人生を達観しているかのような絶望的な目!

 

彼女のおかげで最初からゾワゾワするのですよ。

 

いや~気持ち悪かったですね(笑)

 

そして、トニ・コレットがそれ以上に凄まじい熱演!

 

ヒステリックな母親役が上手すぎて怖い!

 

あんな顔、彼女しかできないかも(笑)

 

アニーの仕事がミニチュア制作のアーティストって設定だけど...

 

最初は、本当かよって思った(笑)

 

あんなにすぐキレる人が細かい仕事を根気よくできるとは思えないんだけど...

 

だからこそ、不気味な執念深さを感じさせるので説得力はあったと思いますね。

 

 

 

音楽と、残酷シーンに芸術的なセンスの良さがある。

 

ずっとピリピリとさせ、終わりもなく逃げ場のない物語に絶望する。

 

細かいセリフや設定にも物語の伏線があって感心した。

 

最近のオカルトホラーに物足りなさを感じている人にはお勧めしたい作品でしたね!

 

 

 

ちぶ~的継承度5

相続も遺伝も、いらないものまで継承してほしくないものですね。拒否できないってかなり怖いです...

本日紹介した映画は...

ヘレディタリー/継承 (2018)

HEREDITARY

監督 アリ・アスター

「ヘレディタリー/継承」


あらすじは...
ある日、グラハム家の家長エレンがこの世を去る。娘のアニーは、母に複雑な感情を抱きつつも、残された家族と一緒に葬儀を行う。エレンが亡くなった悲しみを乗り越えようとするグラハム家では、不思議な光が部屋を走ったり、暗闇に誰かの気配がしたりするなど不可解な現象が起こる

(Yahoo!映画より引用)