『悪魔女子を召喚!』
ホラー映画では結構使われるナチスネタ。
それだけナチスのしたことは悪魔的だということ。
だけど、いつも使われ方が安易でナチスとタイトルについているとどうも敬遠してしまう。
特にホラー映画の場合、クソみたいな作品の方が多い。
だが、これは違った。
ナチスが召喚した悪魔との心理戦は見物!
やっぱり、人間は感情で生きてる生き物ってことなんですよね。
大体、悪魔って海外のホラー映画にはよく出てくるけど…
ちゃんと全面的に出てくることってない。
この映画はそういう意味では挑戦的。
しっかり顔を出すところは潔い。
悪魔が女子ってのもいい。
だから男を誘惑するのはお手の物。
愛する人の姿に変身して惑わす。
分かっていても気持ちが揺らぐのは、愛でさえ欲望の一部とも言えるからではないだろうか。
シンプルだけど、引き込まれる心理戦でしたね。
前半にある親衛隊の怪しい隊長との攻防も見応えがありました。
何気にキャラ設定がしっかりしていたので、違和感がなかった。
B級ホラーとしては人にオススメできる作品。
新鮮味はあまりないかもしれませんが、悪魔好きにはたまらない1品ですね。
ちぶ〜的ナチス度5
こんなに映画のネタにされるナチスって一体…まだ暴かれていない凶悪なことがあるような気がしてならない。
本日紹介した映画は…
⭐️ブライアン・W・コリンズ著「1日1本、365日毎日ホラー映画」紹介作品⭐️
デビルズ・ロック ナチス極秘実験 (2011)
THE DEVIL'S ROCK