もう、この時期になると会社の帰り道が怖くてたまらない。
街灯が恐ろしく少ないのだ。
目も悪いから、遠くはあまり見えないので。
急に物音がすると、ものすごい恐怖に襲われる。
パピヨンみたいなワンコですら、夜の帰り道では見たくないっす(笑)
「静寂の森の凍えた姉妹」もななかの闇っぷりな事件でしたね。
アイスランドのミステリーってだけで新鮮。
確かに、寒そう。
凍えるような恐ろしい事件...
やっぱり、北欧なので性犯罪系。
なぜ北欧は性犯罪事件ものが多いのかは分からないけれど...
ちょっと変わった展開にびっくりしました。
あいつもこいつも性犯罪者。
でも、その前に人間。
それぞれに過去があって今がある。
誰もが犯人に見えるし、誰もが普通にも見える。
それがとっても怖い。
最後の最後にハッとするのだ。
ずっと事件を追う女刑事もいい。
最後まで感情移入をさせないし、詳細は誰も語らないけれど...
逆にそれが想像をさせるので面白くなるのかもしれない。
こういう事件は、きっと当たり前のようにどこかで起きている。
そう思うだけで吐き気がする。
映画としては地味だったけれど、なんだかズシンとくるミステリーでした。
ちぶ~的アイスランド度5
やはり、どこもかしこも寒そうである。あの姉妹の寒さが事件の残酷さと一緒に伝わってくるのだった。