『世界の境目はどこにあるのだろう。』
善と悪の匂いをかぎ分けられる税関職員のティーナ(エヴァ・メランデル)。
見た目が強烈で表情が読み取れないが心は優しい。
かなり個性的で恋人はいるが、愛情があるのかどうかがよく分からない。
説明もないので見る者に想像させるだけだが...
彼女の孤独が常に漂っていて、不思議な世界に入る込む気分になる。
ジャンル不明の異色作だけど、最後まで目を離せない。
タイトルに込められた"ボーダー"の意味。
これは、かなり好きかもしれません。
ティーナの出生の秘密がある出会いによって明らかになるのですが...
色々と強烈だった(笑)
さすが北欧という感じ。
捜査協力する事件も児童ポルノだし...
っていうかいつも北欧の映画って性犯罪が絡むんですよね(笑)
だからこそ、善と悪、生死がテーマの作品が多いのかもしれませんけどね。
ビジュアルが合わない人はいるかもしれませんが...
ティーナの決断は女性としても人間としてもカッコイイ。
すべての境界線を越えた時、その人の人間性が決断を導き出すのかもしれない。
自分の中の大切なボーダーラインは誰かに惑わされることなくしっかりと引いておきたいですね。
北欧映画好きにはおススメかも。
ま、描写はホラーっぽいかもしれませんけどね(笑)
ちぶ~的嗅覚度5
私はおいしい匂いはすぐ分かりますけどね!この能力は警察官だったらもっと役に立つ気がします!
本日紹介した映画は...
ボーダー 二つの世界 (2018)
GRANS/BORDER