『やっぱり愛と欲は別物ですか。』
1970年代にアメリカを震え上がらせた殺人鬼テッド・バンディの実録ドラマ。
主演がザック・エフロン。
実際に報道されていた映像はエンドロールの時に流れるんですが...
本当に映画そのまんま。
というか映画のキャラのような殺人鬼が実際に存在したということが怖い。
恋人の視点から描いているのですが...
私、今渦中にいる渡部もこんな感じなのかもなって思ってしまった(笑)
愛情と欲望は別腹。
愛情がある相手は殺さない。
むしろ、大切にする。
そして、大切にした分を欲望で発散する。
人間の二面性程怖いものはない。
この使い分けができたのは彼自身が賢くてハンサムだったからかもしれない。
渡部の不倫の心理も一緒な気がする。
まるで別人のような行動に騙される女性たち。
彼にのめりこみ、信じてしまう女性たちの気持ちは理解しがたいけれど...
どこか寂しさというか孤独が彼の危うさに惹き付けられてしまうのかなぁと同情してしまった。
悪魔みたいな人間って残念だけど、存在する。
イカれているわけでもなく、善悪の判断ができないわけでもない。
きっとただの欲求。
一種の病気。
今は当時と違ってDNA鑑定が正確にできるおかげでこういう犯罪はここまで野放しにはなっていないと思うけど...
こういう人間は本当にいるという事実は受け止めなければなりませんよね。
ちぶ~的悪魔度5
頭もよくてイケメンが殺人鬼って怖すぎる。もはや犯行は狩りだったのでしょうけど...アメリカって怖い国ですよ...
本日紹介した映画は...
テッド・バンディ (2019)
EXTREMELY WICKED, SHOCKINGLY EVIL AND VILE