昔、スティーヴン・キングの『IT』のドラマ映画版を見て震えた。
あのピエロの不気味さは神がかっていた。
しばらく、マクドナルドのドナルドさえ怖くて店に行きたくなくなった。
まぁ、今もドナルドを見るとビクってなりますけど(笑)
だから、この現代版「IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。 」はあの怖さを出すのは難しいだろうから大したことないだろうと思って劇場で見ましたが...
思ってたより怖かったよね~(笑)
期待値高くても、この出来って素晴らしい。
ちょっと大味な感じがしましたが。
思春期の子供たちの青春も甘酸っぱい感じで上手かった。
この子たちが大人になった時、ITとどう向き合うのだろうとワクワクできましたねぇ。
これは劇場で見るべきですよ!!
微妙なお年頃だからこそ感じる特有の感情。
その不安定さにつけ込む"それ"。
誰にでもあった恐怖が喰いものにされる。
トラウマとか未来への恐れとか...
映画は大げさだけど、それってリアルにあるものだ。
だから共感が生まれて見ている方も少年たちと同じ目線になれたんだと思う。
いちいち大音量でビビらせるところは、途中イラっともしましたが(笑)
繊細な恐怖もきちんとくれたので、満足できました。
私は、この先の方がさらに共感できる気がするので早く大人版が見たい!!
でも、やっぱりしばらくマクドナルドに行くのは控えようと思いますね。
ちぶ~的ピエロ度5
昔見たピエロさんは、地味でしたが精神的に怖かった。こちらのピエロさんはビジュアルも怖い。私的にはやっぱり昔のピエロさんの方が普通っぽくて余計に怖かったですけどね...