『リメイク版としてはオフサイドや!』
あの傑作フレンチホラーの「屋敷女」のリメイク版。
と、思って見てはいけない。
宣伝でもリメイク版だということを強調していないのは、内容がオマージュ程度だったからかもしれない。
だってオリジナル版は、きっと映画館で見たら立ち上がれないレベルのグロさ....
この私が、一週間くらいホラー映画を見れなくなったくらいトラウマになった。
だから、これは別物だ。
そして、アメリカという国は爽やかでシンプルだということを痛感した。
家の中で起きる悪夢。
たった一人の妊婦。
耳は補聴器がないと聞こえない。
密室の中で繰り広げられる見知らぬ女との攻防はそんな設定のおかげでハラハラする。
だが、恐怖とか不気味さはない。
心理戦が浅く、動機に繊細さがなかったせいなのか重さはあるものの私はあまり怖がれなかった。
それでも、この女の戦いはどちら側に立っても共感できてしまうところは怖かった。
母性も変形してしまうとこうなってしまうのか。
オリジナルとは違った面白さを見出すことができたら、きっともっと楽しめる作品になったとおもいます。
ちぶ~的恐怖度2
見知らぬ女役のローラ・ハリングがきれいすぎて怖くなかった。どこか不細工な方が気持ち悪がれると思う(笑)
本日紹介した映画は...
インサイド (2016)
INSIDE
- 監督 ミゲル・アンヘル・ビバス
- あらすじは...
出産を間近に控えたサラ(レイチェル・ニコルズ)は、突然の交通事故で夫を亡くし、補聴器なしでは耳が聞こえない状態になった。わが子の誕生を心の支えに暮らしていたある晩、突如見知らぬ女(ローラ・ハリング)が家に侵入し、サラを殺そうと襲い掛かってくる。逃げ惑う中、補聴器が壊れて何も聞こえなくなった上に、陣痛が起きる。- (yahoo!映画より引用)