都会で生活している方は知らないでしょうが...
田舎にはワンマン電車があります。
特に最終電車のワンマンは非常に怖い。
なぜなら、ドアは運転手がいる一番前のドアしか開かないから。
飲みに行って最終電車に乗るときに、それが一番の恐怖だわ。
1番前以外のドアが開かないことを忘れて降りれなかったら...
または、寝てしまって乗り過ごしたら帰る術がありませんからね。
「イップ・マン 継承」のイップマンは、そんなワンマンさはなく人柄も素晴らしいんですよ。
イップ・マンシリーズを今まですべて見ている私としてはこれは見ないわけにはいかない。
特にド兄のイップマンは最高である。
秋田では2週間限定上映だったが、それでも上映してくれて本当にありがたい。
一番小さいスクリーンだったが、意外とお客さんが入っていて嬉しかった。
今回は家族愛が大きなテーマ。
前から思っていたが、奥さんが長身で美人過ぎて不自然。
イップマンにはもったいないと思っていたが...
彼女は、彼の肉体的強さではなく彼の器の広さと心の強さに惹かれたのだなと今回やっと腑に落ちた。
何かを極めるということ。
それはとても奥深く難しい。
精神的にも肉体的にも基礎から鍛えなければ、道を踏み外してしまうのが人間という生き物の愚かさだ。
言うまでもなく、カンフー満載のアクションシーンはたまらなくカッコイイ。
ド兄の真骨頂である。
彼のアクションにはブレがない。
いつも美しく、圧倒的なカリスマ性が備わっている。
今後、シリーズが続くのかは分からないが...
絶対にまたド兄でお願いしたい。
だってイップマンとド兄の魂は、どこか似ているものがある気がしてならないのだ。
だからこそ、このシリーズは皆に愛されているのではないだろうか。
ちぶ~的愛妻家度5
奥さんにデレデレのド兄が見れるのは貴重かも。あまり女性との絡みが今まで少なかったので、ちょっと多めのラブラブシーンは新鮮でした!