ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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登山が必須「八甲田山」

私は鳥海山に2回ほど登ったことがある。

 

なぜなら、学校ではそれが当たり前の行事だったから。

 

強制的に参加しなければならないので、当時は本当に嫌だった。

 

が、やはり頂上で見る景色は格別で疲れも吹き飛ぶくらいに美しい。

 

八甲田山」もそうだと思うが...

 

行くなら絶対真夏がいいですわね。

八甲田山

本日の映画🎞️※Filmarks引用

八甲田山(1977年製作の映画)
上映日:1977年06月04日

製作国:日本

上映時間:169分
監督 森谷司郎
脚本 橋本忍
原作 新田次郎

キャスト
島田正吾
大滝秀治
高倉健
丹波哲郎
藤岡琢也
浜田晃
加藤健
江幡連
高山浩
安永憲司
久保田欣也
樋浦勉
廣瀬昌亮
早田文次
村道
渡会洋幸

 

寒冷地教育のためにこんなことを実際にさせて、大量に死者を出した事件があったとは..

 

見るまで全く知らなかった。

 

戦争は一体、我々に何をさせたかったのかと憤りを感じる。

 

冬の雪山をこんな風になめたらあかんと今思えるのは、こういう事件があったから思えるのかもしれない。

 



男の友情。

 

運命の分かれ道。

 

無知の果て....

 

寒さというのはここまで人間を地獄に落とすのか。

 

永遠に続く雪と使命の戦い。

 

人間のエゴと愚かさが彼らを死に導いてしまった。

 

想像を絶する世界に息をのむ。

 

これは完全にホラーだ。

 

恐怖が画面を覆いつくす。

 

極限状態に置かれた人間の姿に震える。

 

自然という悪魔。

 

人間の力では何もできない。

 

その無力さがさらに見ているものを絶望させる。

 

寒さにすべてを奪われた者たちに最後まで残るものは何か....

 

 

 

最近でも雪山で事件があった。

 

山は本当になめてはいけないということだ。

 

その油断が命取りとなる。

 

170分という長編にも関わらず、濃厚な人間ドラマがここにある。

 

そして、もう二度と見たくないと思う恐怖が最後まで心に残るのであった。

 




ちぶ~的登山度5

天気に嫌われたら何もかもが終わり。もう登山することはないだろうけれど...登山に行く方はこの映画を見て山の怖さを知るべきでしょう。