ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

どっかんどっかん「ダイナマイトどんどん」


作品情報





言いたいことを言ったらスッキリ。


我慢はよくない。


ムカついたら言ってしまえ。


無理なものは無理だと放り投げてやれ。


善人ぶって嘘くさくなるよりも、よっぽど人間らしくて真っ当じゃないか。



ダイナマイトどんどん」みたいにやっちまいな。(キル・ビル風)




任侠映画は苦手です。


って思ったけれど、岡本喜八監督作品なので週末名画座シネマパレ で見てきました。


行ってよかった。


これは大ヒットホームラン。


ヤクザの抗争を民主的解決で。


.......できるわけなかろうが。


という完全なるコメディヤクザ映画に私も太鼓を叩きたくなりました。




この発想は神か。


終戦直後の日本。


アメリカかぶれの日本に皮肉。


時代は民主主義だからとヤクザに野球をさせる。


こってりなオラオラ系ヤクザ達が大真面目で結局素直なので余計に笑える。


もはや、ここまでくるとヤクザという生き物が滑稽に見える。


そもそも、オリンピックだって世界平和のため。


そう考えると妥当な提案。


スポーツという戦いに、ヤクザ達でさえ熱くなる。


命を懸けた男たちの戦い。


もちろん、ヤクザなので爽やかでも真っ当でもない。


だけど、そこがたまらなくいいのだ。




田中邦衛はここにもいた。


あの人の体の動きはなんなんだ。


気持ち悪い。


うますぎてイラつく。


邦衛の芸達者ぶりには登場するだけでにやにやした。



文太アニキと北大路欣也が並ぶ。


それだけでシビれるに決まっている。


どこまでも己を突き通すカッコよさ。


お仙を巡るやり取りに萌えた。


ちなみに、私はやっぱり文太アニキ派ですけどね。



 

生きてりゃ、嫌いな奴が一人、二人...


誰だっている。


憎しみが自分を醜くし、暴力で解決したくなる。


実際はそんなことができないのがほとんどだけど。


その一線を越えてしまう人だって世の中にはいる。


そんなことになるよりならば、「ダイナマイトどんどん」的解決法がオススメです。


殺したくなるくらい憎いやつがいたならば、殺す前に野球をしてみてはどうでしょう。


包丁を握るよりもバッドを。


拳を上げるよりもミットを。


ヤクザにできるんですから、我々にもできる。


どうせなら勝負すればいい。


負けられない戦い。


それはいつだって自分との闘いなんですよ。


この映画を観てホームランを打ちましょう。


気分爽快。


ダイナマイト~どんどんビックリマーク











ちぶ~的どんどん度5チョキチョキチョキチョキチョキ

散りばめられたセリフがツボで笑いが止まらなかった。劇場で見ている人の笑い声が時々聞こえてきてさらに気分がUP。みんなで楽しくみるのもいいですねぇ。


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