ジューンブライドって大変。
っていっつも思う。
幸い、6月に結婚式に呼ばれたことないけども。
梅雨の時期だと女性は、なんだか大変になりますから。
ジューンブライドはヨーロッパではいい気候だからめでたい式にはぴったりの季節かもしれないけど。
日本ではただの梅雨。
日本人ってなんでも海外の真似するから、変なことになる。
「3-4X10月」は、北野武監督作品だからなのか海外かぶれしてるところもなくて面白かった。
北野武が好きと言いながら、傑作と言われているこの作品をまだ見ていなかった。
タイトルもなんて読むのか分からない。
先入観なしで挑んだのがよかったのかもしれない。
完全なる北野ワールド。
野球から始まり、野球で終わる。
なんていうか...
「ダイナマイトどんどん」 かと思いきや、「怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス」だった。
みたいな~、衝撃です。
柳ユーレイが無表情。
いつも通りのいい仕事ぶり。
この人の沈黙には中身がないようであるように思わせる力がある。
危うくて怖ろしい不気味さを漂わせる。
それは、多くを語らない役ばかりだからかもしれないけれど。
本当に、こういう役がうまい。
ガダルカナル・タカっていまだに言えないけれどこんなにも演技力があるとは知らなかった。
思わず、同一人物なのかと確認したくらいだ。
本気で怖いと思った。
こんな風に撮れる北野武も怖いって思う。
よくわからない。
説明がないから。
目途がつかないから。
北野武の十八番。
始めて、回って、戻るんだけど、答えはどこだったのか分からない。
掴んだと思ったら到着した途端に消える。
答えのない人生のように。
生きていれば誰でも、言葉に出せない不幸や絶望が一個や2個くらいはある。
それでも、ソレを抱えて生きいかなければならない。
立ち向かうには、希望や夢、思想(妄想)がなければ到底敵わない。
たとえ、それが本物でなくても。
進めるならそれでもいいじゃん。
そういうことなんじゃないかなって思う。
っていうかそう思いたいだけかもしれないけれど。
ちぶ~的人生逆転ホームラン度5
誰だって退屈でつまらない人生にはうんざりしている。映画みたいにぱっと別人みたいに変れたらどんなにいいだろうって思ったりもする。だけど、結局は自分は自分にしかなれないって分かってるんだけどね。