最近、面白いことがない。
あっと驚くようなニュースもない。
唯一、私の中のニュースは...
髪を染めに行ったら思いのほか明るくなってしまったことくらいだ。
もうすぐ、結婚式だからヨシとしよう。
まぁ、本当は平和が一番なんですけどね。
「事件」は、身内も絡んで嵐が吹き荒れるくらいの事件ですな。
野村芳太郎監督作品のサスペンスは大抵ハズレナイ。
これもそうだ。
ありきたりな事件かと思いきや....
法廷で明かされていく真実。
こってりメロな悲劇。
まぁ、松坂慶子の化粧が一番こってりしてましたけど。
たまげた。
大竹しのぶがめちゃくちゃかわいい。
清純女子と思いきや肉食女子。
松坂慶子は登場した瞬間に目を疑った。
当時の流行を詰め込んだファッションが見もの。
渡瀬恒彦がチンピラ。
なんだかんだでカッケーからズルイ。
で、ここにも丹波。
しかも弁護士。
元々鬱陶しいのに裁判シーンでずっとイライラさせられっぱなし。
私、犯人より丹波が憎くなりましたよ。
最もおったまげたのが、永島敏行。
こんな豪華で実力派俳優に囲まれたせいもあるかもしれないが...
開口一番でずっこけ。
お、お前....
と、殴りつけたくなるくらいの棒読み。
なぜだ。
喋れば喋るほど作品を台無しにしていく威力。
ド下手すぎ。
笑ってしまって話に集中できない。
松坂慶子のケバメイク並みに、事件だわ。
見終わって観れば、現実でもありそうな事件。
それなのに、ラストはなんだか気持ち悪い。
本当にこれでいいの?
って言いたくなるくらいの拭えない疑惑。
罪も真相も、事件で終わる。
本当は、ずっと終われない事実なのに....だ。
ちぶ~的丹波事件度5
この男を呼ぶと余計にこじれる。いない方が事件はスムーズなはずなのに。野村さん、どんだけ丹波好きなんだよ...