昔、少しだけ教会に通っていたので聖書の内容は知ってたけど…映画はなんか全部唐突じゃない!?
聖書ってちゃんと読んだことありますか?
私、少し読んだだけで頭が痛くなってやめちゃったんですw
キリスト教徒でなくても、イエス・キリストが何者なのかは誰もが知っているでしょう。
でも、聖母マリア自身のことってあまり知られてない。
イエス・キリストを産んだという事実しかほとんどの人は、受け止めてない。
だけど、この映画を観て…
イエスの母は、決して幸せではなかったのではないか?
なぜこんな試練を神から与えられたのか…
聖書の話を持ち出したりするのは面倒なので、比較とかはしませんw
自分の考察含め、映画が観やすくなるようネタバレで書いてみたいと思います。
- 「マリア」の評価
- 「マリア」あらすじ&概要
- 「マリア」キャスト&登場人物
- 他キャスト
- 「マリア」聖書通りの内容と結末(※ネタバレ)
- 「マリア」奇跡と試練で忙しい!(※考察ネタバレ)
- 「マリア」のネタバレなし感想!
- 今日のまとめ:「マリア」のホラーな学び
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「マリア」の評価
ちぶ〜的評価は…
🐽🐽2ブヒ(お困りちぶ〜)です!!
・ストーリー:⭐⭐☆☆☆
• 演技:⭐⭐⭐☆☆
・奇跡度:⭐⭐☆☆☆
世間の評価は...
・Filmarks ⭐️(2.8/5.0) レビュー数:20件
・IMDb⭐️(5.3/10)レビュー数:1,100件
※現時点
聖書の知識がある人前提の構成で分かりにくいという声がありました。
私もそう思う。
聖書をきちんと理解している人って日本人の中にはほとんどいませんしね。
これはお国柄かもしれないけど…
宗教映画って日本ではウケません…
小難しい題材の割に、聖書の話をそのまま映画にした感じで「浅い」という評価もありました。
確かに、本当にそのまんまって感じなのは良くなかったですね。
「マリア」あらすじ&概要
🎞️鑑賞媒体:Netflix
原題:Mary
製作:イギリス 2024年
上映時間:1時間52分
監督:D・J・カルーソー
脚本:ティモシー・マイケル・ヘイズ
映画の内容!
聖書を題材にした青春叙事詩!奇跡の受胎を果たしたマリアは、容赦ない追跡から逃れるため、信仰を胸に勇気ある旅へ旅立つ。
\「マリア」の予告編はこちら/
Netflix Latinoamérica公式YouTubeチャンネル
「マリア」キャスト&登場人物
アンソニー・ホプキンス |役名:ヘロデ王
アンソニーおじさんは、まだ元気のようですw
完全に悪魔のような傲慢で卑劣なヘロデ王役はピッタリすぎて怖い!
未だに彼の瞳の色が私は怖いですね〜。
悪役も善人おじいちゃんの役もできる!
まだまだ長生きしてほしい。
ホラーもできるマジの名優!
やっぱり大好きだ!
ノア・コーエン |役名:マリア
ノア・コーエンってあまり情報がなかったのですが、モデルからドラマ女優になって人気が出たみたいです。
彼女はイスラエル人なのですが、この映画でユダヤ系イスラエル人女性として聖母マリア役を演じることについて結構叩かれたらしい…
宗教映画っていつもこういう問題起きますよね。
人種はこうあるべきみたいな…
英語で書かれてましたが、この役はパレスチナ系アラブ人女優に与えるべきだと批判が出たらしい。
日本人には理解できない領域…
私は、純粋に彼女のエキゾチックな美しさは役柄に合っていると感じたので批判が出ること自体が不思議でならないです。
他キャスト
- イド・タコ
- ヒラ・ヴィダー
- ステファニー・ヌール
「マリア」聖書通りの内容と結末(※ネタバレ)
※あまりにも聖書に忠実な内容でしたので、ネタバレにはならない気もしますが予備知識不要という方はご注意願います。
「マリア」の内容と結末を超簡単にまとめてみます。
なぜ、超簡単かというと掘り下げることがそんなにないからですw
✔️大人になったマリア。再びガブリエルがマリアの母親の元に現れついに神殿に住まわせることになり両親とお別れすることに!
✔️ある日、川辺で洗濯をしていたマリア。そんな時、ヨセフが青い服の男(ガブリエル)に言われた場所に行くとマリアがいて運命の出会いをし、マリアの実家に行き結婚させてほしいと両親にお願いをしに行く!
✔️両親に諭され、ヨセフと婚約したがマリアの元にガブリエルが現れる。そして「お前は神に寵愛された」と言われ、イエスを身籠ってしまう!
✔️結婚前に妊娠をしたことで、周囲の人間に村八分にされ追われる身に!両親と夫になったヨセフは、マリアが無事出産できるように協力してくれる!
✔️悪魔のルシファーやヘロデ王たちに邪魔されたりしたが、無事イエスを出産!神殿にイエスを届けることにする!
✔️ヘロデ王はイエスの誕生を怖れ、(イエスに王の座を奪われたくないから)町中の乳児を誘拐し殺そうとしたが間に合わなかった。失意の中、周囲の人々にも見捨てられた模様!
✔️神殿にイエスを届け、これからもマリアには苦難が続くが愛が世界を救うから大丈夫的なことを言われて終了!
「マリア」奇跡と試練で忙しい!(※考察ネタバレ)
※あまりにも聖書に忠実な内容でしたので、ネタバレにはならない気もしますが予備知識不要という方はご注意願います。
マリアの誕生!
聖書読んでた時から思ってたけど…
そもそも、聖母マリアの母親も聖母ですよね。
マリアの両親たちは、子供ができなくて苦しんでいたという冒頭から始まるのですが…
あの時代はそんなに子供がいないといけなかったのでしょうかw
たまたま選ばれたのか、両親が素晴らしいくらい敬虔な信者だったのかは分からないけど…
子供が欲しいという熱い想いが聖母マリアを産んだとしか言いようがない。
神のやることには、理由なんていらないってことでしょうかね?
マリアの結婚と出産のタイミング!
かなり驚くのは、マリアに一目惚れしてすぐ結婚を両親に頼み込むところw
それ以上にびっくりなのは妊娠なのですが…
天使なんだから、正式に結婚してから妊娠させてあげればよかったのにと思わずにはいられない!
婚約した後にする必要あったかなぁ?
変なタイミングで妊娠したせいで、あんなにマリアが村八分にされてしまうのは納得いかない。
イエスを産む=苦しみも伴うっていうことなんでしょうか。
でも、本人は別に望んでないのに…
どう考えてもマリアに起きた奇跡を考えると、ネガティブにしか捉えられないんですよね〜
「マリア」のネタバレなし感想!
ここまでして、結局イエスが神の子じゃなかったら怖いですよねw
聖書の話をそのまま映画にしているからしょうがないんですが…
聖書にも言えることなんですけ…
そもそも奇跡の子って、どうして最初から分かるのでしょうか?
預言者がそうだと言ったから?
う〜ん。
それって聖書の話を観るが側が知っている前提だから成り立つのであって…
この映画だけでは絶対に理解できない。
脚本があまりにも短絡すぎる!
だから無理やりに感じてしまう。
すぐ運命!
すぐ奇跡!
ついにその時が来た!
そればっかりで、私は目がどんどん横棒になりましたw
今日のまとめ:「マリア」のホラーな学び
逆らえない運命が怖い!
自分の人生を自分のものとして選択できない恐怖。
例え、それが神のためであっても自由がない人生はとてつもなく恐ろしい!
私はずっと聖母マリアは、不運で可哀想な人だと思っていました。
この映画を観て、その気持ちが強くなったw
映画としての出来が良くないことで、さらにマリアが可哀想な人になってしまった…
イエスの誕生には、マリアが必要。
でも、マリアの犠牲って実はイエスよりも大きいのではないかと思うんですよね。
もっと別の視点でマリアが描かれた作品があるのなら、そちらを観ることをオススメしますw
それではまた!
ちぶ〜でした。
\私は未見だけど、色々あった「マリア」映画たち/