ホラー映画さえあれば!

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美女と聞きたい人間「美女と液体人間」

美人ちゃんの友達が多め。

 

最近仲良くなった美人ちゃんは話が豪快で面白い。

 

美人だけど、全くそれを鼻にかけない男らしさ。

 

本物の美女はそうなのかもしれない。

 

人の話を聞きたい人間の私は、そんな美人ちゃんの話が毎回楽しくてしょうがない。

 

もう、カッケーレベル。

 

見習いたいけど、素材が違うので見習えないけども。

 

 

「美女と液体人間」の美女も見習えなさそうなレベル。

 

変身人間シリーズ2つ目を鑑賞。

「美女と液体人間」



別名、公共料金三部作というお言葉を拝借。

 

「電送人間が電気料なら、こちらは水道料。

 

人間が溶ける。

 

跡形もなく、衣類だけを残して。

 

マタンゴ」が大好きなので本多猪四郎監督作品となれば見逃すわけにいかない。

 

反原爆思想が作品に筋を通す。

 

やっぱり液体人間の映像がオツですねぇ。

 

 

 

これなら完全犯罪ができる。

 

証拠は出ない。

 

突拍子もない液体人間の存在。

 

服だけが残るというだけで人間が溶けるという発想になる素晴らしき妄想力。

 

しかも、論理づけられるところがまたすごい。

 

原爆というものはここまでのものを生み出してしまうくらいの威力があるということだ。

 

イマイチスピード感がないので、襲われてもドキドキハラハラ感はないのだが...

 

やっぱり液体人間の特撮映像が今見ると新鮮。

 

ここからが特撮ですと言わんばかりの映像に仕上がっている。

 

CGに見慣れている世代にしてみれば、チープかもしれないが私はこの味のある感じがたまらなく好きなのである。

 

 

 

液体人間は生きている。

 

死ぬのではない。

 

液体になり地を這う。

 

血を吸うかのごとく、次々に人間たちを襲っていく。

 

まるで感染。

 

その"犠牲"は、知らぬ間に忍び寄る。

 

原爆のように、すべてを消滅させる。

 

原爆の恐怖が忘れ去られることがないように、もしかしたら姿を変え”液体人間"はいまだ潜んでいるのかもしれない。

 

 

 

 

ちぶ~的水道料度5

この液体が使える液体だったら水道料が浮きそうな気もするけれど。自分も液体になっちゃったら節約どころではなくなるな。