ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

\年間約300本の映画を鑑賞!ブログ運営歴20年!イラスト付記事を毎日更新中!/『トップガン』で映画を知り『13日の金曜日』でホラー映画漬けで脳みそもホラー化の生粋ホラ女!映画でもう一つの人生を手に入れられる!レベルアップ呪術を発動中!/

げげげ「へんげ」

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お盆休み最終日。

 

まさかのゲゲゲのグロッキー。

 

なのに、所用あり。

 

もう若くないんだな。

 

反省しよう...

 

本日から出勤....

 

絶対、グダグダだなぁ。



「へんげ」は、本編が54分ということもありグダグダ感はゼロ。

「へんげ」





ブロガーさんオススメの自主映画をやっと見れました。

 

自主映画だから低予算だろうし、スケールも小さいのだろうと期待値低めで鑑賞。

 

な、なんだよ。

 

このパワー。

 

自主映画だからこその振り切り感が新鮮。

 

シンプルだけど深い夫婦愛の物語は、見終わった後も強烈な余韻を残す。

 

 

 

夜中に夫が苦しみもだえる。

 

そんな夫は嫌だ。

 

健康な夫が一番だ。

 

なんて気軽に見ていた。

 

二人きりの家族だからこそパートナーの痛みがまるで自分のことのように伝染する。

 

原因不明の奇病が発生した夫。

 

それを支える妻。

 

前半のくだりは、まるで「愛、アムール を思わせる悲壮感で溢れている。

chiboo-horror.com

 

 

愛しているが故に、迫られる決断。

 

逃げれない現実。

 

終わりの見えない絶望の中、正気を失わず愛も決して離そうとしない妻。

 

怖いのは、変身していく夫ではない。

 

夫にどこまでも寄り添おうとする妻の愛が怖い。

 

献身的でどこまでもまっすぐな無償の愛が痛くて痛くて切ない。

 

ラストはザ・特撮映画みたいになるのに、妻の姿に泣く。

 

夫婦って。

 

愛することって。

 

無償って。

 

と、何度も問いかけてくるこの54分。

 

確かに、見終わった後に自分の何かが変化する気がします。






ちぶ~的変化度5

旦那の変化にぎゃほ~~。私だったら即入院させるよね...と、自己中さを反省。夫婦って深いものなのですねぇ。