楽しみは最後にとっておく方。
嫌いなものを先に食べて、好きなものを最後に食べる。
旅行も前日に準備をしているときのウキウキ感が好きです。
そして。
一番おいしいお酒は、休みの前の日に飲むお酒。
明日の休みを楽しみにつまみにするのが幸せ~。
逆に休みの日の夜になると、.......シュンとする。
「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」を見ると、恋愛もそんなところがあるかもなぁと思ったりして。
解説...
ジュリー・デルピー、イーサン・ホーク共演によるラブ・ロマンス。列車の中で偶然出会った一組の男女。二人は意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどもなく歩く。しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがてお互いの生活に帰る朝がやってくる……。
あと四日でバレンタインデー。
恋愛強化週間、勝手に始めます。
実は、恋愛映画好きな素敵なもんそん氏 のブログでやっと見ようと決意し手に取った恋愛シリーズ。
美化された恋愛に興味はない。
運命なんて信じてない。
そんなクールなあなたにこそ見てほしい、ほのかなロマンスが香る男と女の恋愛劇。
恋愛特集の雑誌では必ずこの映画が紹介される。
恋愛したくなる映画の代表作だ。
そうなると一層見てあげたくなくなる。
が、見てみたら.....
イーサン兄さんが、カッケー。
今や駄作キラー&ドすけべなイメージで出来てしまっているイーサン。(私の中で)
なんですか、このシャープなカッコよさ。
いやらしさのないスマイル。
胸キュンってこのことだったのか。
ジュリー姐さんのキュートな感じと相性抜群。
結構好きだったパンチの効いた恋愛映画「パリ、恋人たちの2日間」とはまた違う魅力でいっぱい。
ひとめぼれっていう言葉の響きは美しい。
運命の恋を連想させる。
果たして、本当にそんなものはあるのだろうか。
それって、妄想が作り上げた産物じゃないか。
見た目が自分の好みだと、それを確信に変えるためにプラスの想像をする。
それを運命の恋にするために。
人は幸せになるために、信じたいから"運命"をつくる。
だから、私はひとめぼれを信じていない。
すべては思い込みだ。
そう思って冷たい目で見ていたはずなのに.......
いつの間にか顔がニヤけてる。
元の顔に戻そうとするんだけど、またニヤけてしまう。
タイトルにある恋人までの距離は、恋の醍醐味。
とろけるように甘くてワクワクドキドキ。
ず~っと二人だけの会話だけで進んでいく。
じわじわと二人の距離が近くなる。
お互いを知るために会話をし、見つめ合う。
恋する笑顔と、恋する視線。
恋が始まってしまえば、終わりがくると分かっていても男と女は恋をする。
現実には、こんな恋はないかもしれない。
たった一日で運命だと嘘でも思えるような恋。
干からびている私ですら、信じたくなった"運命"。
恋だとか愛だとかの憧れは誰にでも与えられているらしい。
と、夢心地な気分になりながらもしっかりと現実的なことも思った。
恋愛は、やっぱり手に入れるまでの過程が一番楽しい。
そこまでならリアルを見なくてもいいから。
その先にあるものは........
私は、おとぎ話の結末の先にこそ二人の本当の愛が見えると思うのです。
ちぶ~的胸キュン度5
まさかのイーサン兄さんにキュンとさせられるとは!あの瞳で見つめられたら誰だって落ちるでしょう!あのスマイル攻撃は反則でしょう!と、同時に今のイーサンはどうなんだろうと喝を入れたくなりました。