ぶっ壊れた我が家の玄関のドア。
次の日に業者が来てくれて応急処置。
穴が開いた部分がピッタリ塞がるように断熱材をはめてくれた。
たったそれだけなのに。
全然違うじゃないか。
ダンボールとは大違い。
これからドアのサイズを測って在庫を確認してくれるらしい。
在庫がなかったらうちだけ違うドアになるのだろうか。
と、一抹の不安を覚えた。
あらすじは....
ワンデイラブから9年...。
って9年!?
という驚きを隠せないロマンティックだったはずの恋のその後。
男はその一日を女々しくも忘れられず本にした。
女はあの日を超える恋愛ができず崖っぷち女になっていた。
これは、美しいんだろうか。
現実の恋愛はこんなもんなのだろうか。
男の思惑と女の奔放さが交錯する、これまた違う恋愛が見れる恋愛会話劇が見もの。
やっぱり人の恋愛は面白い。
出てきちゃう。
ダメなイーサンが。
ダメ顔がイーサンの悪い癖でジェシーにも憑依。
3,4年かけて書いた本の内容は二人のあの一日。
それを純愛と称し、ロマンティックと呼ぶか薄気味悪いと罵るかは相手次第。
私だったら、当然後者。
許可なく自分たちのことを本にしちゃう男ってどうかと思う。
が、寛容にあっさり受け入れちゃうフランス女子セリーヌ。
芸術の国はそういう感覚がさっぱりしているらしい。
ジェシーの恋の駆け引きを見ていると、本当に男って....
と、思っちゃう。
現状を棚に置いて輝いていた恋を取り戻そうとする男性ならではのナルシストさも感じる会話。
縁がなかったと諦めていたことを、"運命の再会"で再開してしまいたくなるのは今に寂しさを感じ満足していないからだろう。
そして、それをやっぱり運命の恋だとか言いたくなるんだな、男と女って。
でも、そんなもんじゃないか。
勘違いもできなくなってしまったら恋愛もできない。
満足しない生き物なんです、人間って。
一度手にした輝きだからこそ、また取り戻すことができるはずとどん欲になる。
男と女は違うけど、結局手にしたいものは一緒。
それが愛になったらさらにまた異なった化学反応が起きる。
だから難しい。
意外と現実的になった二人の再会にやきもきしながらも、やっぱりうらやましくなるのはなぜでしょう。
ニヤニヤはやはり止まらない。
大人になればなるほど恋愛は複雑になるけれど、相手を愛おしいと芽生える気持ちだけは変わらないんだなぁとほっこりしちゃいます。
ちぶ~的焼けぼっくり度5
火、ついちゃうよね~。再会した瞬間にボッと燃える感じ!これが恋ってやつですか!?