休日の日は、ぶっ通しで映画を見てる。
会社にいる時よりもブレイクタイムを取らない。
なんだかんだで休みの日の方が疲れている気がする。
熱中しすぎてご飯を食べるのも後回し。
一日で5本映画を見た日の夜は、頭痛でフラフラ。
どうしても加減がうまく調整できないんだよなぁ。
ダイヤモンド商人のカイル(ニコラス・ケイジ)は、美しい妻サラ(ニコール・キッドマン)と15歳の娘エイヴリー(リアナ・リベラト)と暮らしている。彼らは郊外に邸宅を構え、リッチな生活を送っていたが、カイルが帰宅するとサラとエイヴリーが外出のことで口論していた。二人の口論を横目に、カイルは通常通り防犯システムを夜のモードへと切り替え、仕事の準備をしていると、二人の警官が訪ねてくる。
ニコラス刑事がゆく、サスペンスアクションシリーズ。(勝手に括ってるだけです。)
今度はまさかのニコールが妻。
綺麗すぎて全く釣り合っていない。
そして顔に似合わず、豪邸に住むリッチなダイヤモンド商人になっている。
そんなバナナである。
どうみても隙がありそうだから襲われる。
二転三転するよ。
っていうか、これってしてるのというこっちもよくわからなくなるストーリー展開は最近のニコラス刑事シリーズの中では面白かった方。
一応、愛が試されている。
と、思う。
お金持ちの家にはありがちな家庭不和。
家庭を顧みない夫とそんな夫に寂しさを感じる妻。
そして、裕福な家庭に生まれればクソ生意気に育つ娘。
そんな家庭にある日、強盗団が突入してくる。
万全だったはずのセキュリティーが一気に崩れる。
と、同時に夫婦の信頼関係に疑惑が生まれる。
この密室劇は結構穴があるけど、ニコラス刑事シリーズにしては鬼気迫る感じとお得意の困り顔を堪能できる。
ありがち設定。
と、思うでしょう
ところがどっこい。
色々、びっくりさせられる。
超シリアスなはずの場面でこんなにニヤついたのは初めて。
大阪人並みに突っ込みをいれたくなる。
やだ.....
楽しい。
たこやきを食べながら見るべきだったと後悔。
どないやねん。
どっちやねん。
と、その思わせぶりにハラハラドキドキ。
すべてが疑わしい。
まぁ、そもそもニコラス刑事自体が怪しいし。
駄作だと酷評している人は真面目な方なのだろう。
そもそも真面目に見ていない私にとっては、楽しくて仕方がなかった。
ニコラス刑事の駆け引き。
メガネがないと何も見えないというお父さんあるある。
金持ちなんだからコンタクトかレーザー治療しろよと思ったり。
いや、そんなことはどうでもいい。
家族を守るというより金に意地汚いだけな感じもするあたりにニコラス刑事の力量を感じる。
やはり、エースだ。
この人のダメっぷりは、素晴らしい。
ニコールの熱演も霞む胡散臭さ。
強盗なんかよりニコラス刑事の方がよっぽどひどいんだぞ。
早く、なんでもいいからベリー賞のトロフィーを差し上げたい。
そして、表彰台に立ってはっきりとこう言ってくれ。
「俺は、金がほしいだけなんだ~」と。
その時は拍手喝采で一生応援したいと思う。
だって。
こんな迷優、なかなか生まれんないんだからなっ。
ちぶ~的ニコラスコマリマス度5
困ってる。困ってる。今回もいろいろ困ってる。度胸だけは一貯枚。そろそろあくどいニコラスを出していった方が面白いハズ。