お腹がすくと余計短気になります。
どうしようもできません。
年々食欲旺盛になっている気がします。
私はこれ以上どう育ちたいのでしょうか。
身長が伸びるわけでもないのに無駄に食してしまう。
腹八分目では物足りないのです。
どうせ食べるならおいしいものが食べたいし。
色気より食い気が遥かに勝っております。
太るからといって我慢は体によくありません。
今日死ぬと思って人生楽しまないと損ですからね。
解説...
主役はさえない中年男で経理の事務員。
主演が男性だとあまり感情移入できなかったりするのになぜかこれは共感。
大共感。
きっとこのおっさんの苦労が手に取るようにわかるからだろうか。
経理という仕事の地味さ。
なかなか評価されにくい部署なのに、実は責任重大な仕事。
ただ座って楽そうに見えてしまう。
しかも男性だったらなおさらそうかもしれない。
ビニョンが落ちたどん底は自分も一度、足を踏み入れた場所。
悔しくてどうしようもできなくて、もがくことしかできない。
社会の壁はこんなにも分厚かったのかと嘆く。
私の場合は時間と友人が傷を癒してくれた。
それもないビニョンの立場で考えると想像したくないくらい怖い。
でも、人生はそこで終わらない。
終わらせない。
現実もそうだ。
どんなどん底にも人生にはそこからの抜け道が用意されている。
感動作だと侮ってみてはいけない。
ここからのサクセスストーリーは、爽快で軽快に社会を皮肉った先にある。
ちぶ~的ビッチ度5
ビニョンの元妻がビッチでかなりイライラした!が、レストランでビニョンが元妻に物申すシーンが快感!拍手するくらいスカッとした。あんな妻にはなりたくない。