季節が変わろうとしている。
新し靴を買う。
そうすると、今までと違う服を着たくなる。
新しいって爽快。
見慣れない景色を見る。
それだけでなんだか可能性を感じる。
きっと今年の冬も寒い。
私の鼻はすでにグズグズ。
それでも負けない。
私は、風邪をひかない主義なんです。
私の大好きな白石晃士監督作品の新作「カルト」も、まだまだ監督の可能性を感じられる傑作でした。
あらすじは.....
母と娘によって執り行なわれる除霊を撮影するため、番組レポーターとして売れっ子タレントのあびる優、岩佐真悠子、入来茉里が現場にやって来る。そこで彼女たちを待ち受けていたのは、想像以上にすさまじいパワーを持った悪霊だった。除霊に訪れた霊能者たちが一人、また一人と倒れる中、ついに無敵の霊能力者が除霊に挑み……。
ドキュメンタリー風のホラーを撮らせたら日本一。
霊体ミミズで度肝を抜かれた「ノロイ」
江野君に真っ青になる「オカルト」
これ以上はないと思った。
同じような感じだと思ってた。
なめてた。
まさかのカルト。
そうきたと!?
もう、白石教に入信しようと思います。
これが今をときめくキラキラアイドルだと面白くない。
変な安定感が生んだバランス。
わざとらしさが同居するドキュメンタリー風はくせになる。
定番の霊媒師、いつもそこが肝。
今回は3人。
未熟な雲水。
その師匠 龍玄。
仏教系の胡散臭いお祓いにハラハラドキドキ。
だって......
途中、せいっ!と言いながらお祓いをしている雲水は千葉ちゃん(千葉真一)に見えたから。
胡散臭い人は顔が似ているのだろうか。
と、思いながら見つつもウニョウニョと渦巻くグロコワにシビれる。
が。
ここまでは序章だった。
中盤から今までの常識は一気に壊れる。
驚愕の霊媒師、ネオが登場するのだ。
まさかの超絶イケメン。
龍玄の知り合いってどうやったら知り合うのか分からないくらい程遠いキャラ。
素晴らしすぎて鼻血ブー。
金髪が揺れる。
(めっちゃきれいにスタイリングしてるから。)
どこにも属さないアウトローな術師に惚れ惚れ。
なんじゃこりゃ~な展開。(色々と)
ホラー慣れしている私でも身を乗り出した。
新世界への突入。
監督の欲望は果てしない。
yahoo!映画の評価が低くても私は負けないぞ。
誰がなんと言おうと、これは傑作だ。
ラストのネオさん。
仮面ライダーかと思ったけど、かっこいいからいいんだっ。
正義は死なない。
続編、出たら絶対見るぞ。
ちぶ~的ベジタリアンで度5
肉と魚介類は憑りつかれるから禁止だよ!食べたらめっちゃ怒られるよ!食べ物の恨みはすごいからねぇ。