ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

ウイカがホラー!清水カルマ原作の中田秀夫監督作品「禁じられた遊び」

「安心しないでください!パンツ、履いてませんよ!!」

⭐️作品情報

本日の映画🎞️※Filmarks引用

アマプラで鑑賞

禁じられた遊び(2023)

製作国:日本

監督 中田秀夫
脚本 杉原憲明
原作 清水カルマ
キャスト
橋本環奈
重岡大毅
堀田真由
倉悠貴
正垣湊都
猪塚健太
新納慎也

⭐️ちぶ〜的評価

🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)

⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…

妻を亡くした夫とその息子。悲しみに暮れる息子が、以前生き返ると嘘を言って教えた適当な呪文を庭の盛り土に向かって唱えていて...!?

⭐️主演のWEST.(旧ジャニーズWEST)重岡大毅って...

私、もうWEST.世代のグループは全然分からない。

とか言って、今好きなのはSixTONESなんですが(笑)

重岡大毅については、ドラマでもあまり見たことがなかった。

だけどSixTONESが好きだから田中樹も出演していたドラマ「単身花日」で初めて見たんですよね。

そこから、ようやく私の目につくようになってきた感じ。

だからこんなに演技ができる人だなんて知らなかった。

既婚者の役も違和感ないくらい、いい大人でしたね(笑)

WEST.のヒット曲すら知りませんが、彼個人で言うと今後はもっと俳優として活躍するんじゃないかなという安心感がありました。

⭐️主演二人を食い散らかしたファーストサマーウイカ

今回の大収穫は、とにかくウイカ様です!

素晴らしい!

まさに裸の勝負!

やっぱり、あの薄い顔立ちってホラー似合いますよね。

執念深そうな感じが、また良きです。

演技も予想を上回る合格点以上の出来。

昔はアイドル、今はバラエティで!引っ張りだこ。

きっとセンスがいいのでしょうね。

私はとにかく、目線のやり場に困りましたが(笑)

登場した時、吹き出しちゃいました。

あの特殊メイクも怖いとかじゃなくてダサさもありつつの絶妙なライン!

良くできてましたね。

マジで、未見の人には早めに見てほしいです!

⭐️白石晃士監督作品と同じ匂い!

霊媒師が出てくるんですが、めっちゃ胡散臭いんです。

で、どこかで見たことあるような...

と、思ったんですけど...

白石晃士監督の「カルト」のNEOっぽい(見た目だけw)人も出てくるし、胡散臭い霊媒師を出すのは白石映画では定番なので。

chiboo-horror.com

あのB級感と突然の首チョンパは、中田秀夫監督にしてはキャッチーで新鮮だった。

皆、そろそろ白石晃士路線の方が楽しいって気づき始めたのかもしれない。

白石教の私にとっては嬉しい波を感じましたね!

⭐️挑戦的な残酷描写は好感度大!

これ、アイドルホラー映画かと思いきやちゃんとグロいんですよ。

途中、笑えるシーンもあるけど...

それでも残酷さはポイントで置いてきてる。

最近の邦画ホラーで、しかもキャストが有名どころを揃えてきているとそこまでエグくしようって感じはない。

これもそうだと思って見るのが遅れたし。

でも、生ぬるいことはしたくなかったんだなっていうのが伝わってきた。

橋本環奈がヒロインでも容赦しない。

アイドルが主演でも関係ない!

これ、ホラーだからね?

と言われているようでウキウキした。

⭐️執着が生み出す愛は...

最初から妻が執念深い設定なんですけど...

その理由ってなんでしょうね?

例え自分の夫でも、全てを手にいれるなんてことはできない。

愛が深すぎるが故に、愛が執着に変わっていく様はあるあるかもしれません。

不倫を一番されたくない側が、それを無意識に導く。

何事もそうなんでしょうが、バランスを保つ!

それが一番大事。

リミッターが外れる前に、自分を抑制する力が必要なんですよ。

じゃぁ、その抑制する力はどこから養うかって?

私が思うに...

結局、それって自分のこともきちんと大切にすることから生まれるんじゃないでしょうか。

他人のことばかり考えてるとロクなことありません。

自分のことも日頃から考えることができていれば、執着の沼にハマることもない。

バランスを保つには、自分という存在価値に誰よりも気づかなければいけない。

呪われる前に、まずそれを実行して見ることが大事ですね!