ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

\年間約300本の映画を鑑賞!ブログ運営歴20年!イラスト付記事を毎日更新中!/『トップガン』で映画を知り『13日の金曜日』でホラー映画漬けで脳みそもホラー化の生粋ホラ女!映画でもう一つの人生を手に入れられる!レベルアップ呪術を発動中!/

山崎賢人版は呪術廻戦設定!安倍晴明の始まり「陰陽師0」

『頭に花をつけるのはオシャレなのですか?』

⭐️作品情報

本日の映画🎞️※Filmarks引用

鑑賞媒体:ALVEシアター

陰陽師0(2024)

 製作国:日本

監督 佐藤嗣麻子
脚本 佐藤嗣麻子
原作 夢枕獏
キャスト
山﨑賢人
染谷将太
奈緒
安藤政信
村上虹郎
板垣李光人
國村隼

⭐️ちぶ〜的評価

🐽🐽2ブヒ(お困りちぶ〜)

⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…

陰陽師の学校で天才と言われる安倍晴明はめっちゃ人嫌いの変わり者。ある日、笛吹き貴族から怪奇現象を解決すべく事件を追うが…

⭐️入場者特典はCLAMPのイラストカード!

今回は、題材が陰陽師ということもあり公開初日に参戦!

ちょうど良く日程も合ったので初回に観ました。

結構朝から人が入っていて、びっくり。

しかも入場者特典としてイラストカードをGET!

モーニング割で1300円鑑賞だったので、さらにラッキー度が増しました。

CLAMPって何!?と思って調べたら...

日本の漫画家集団で、代表作に「カードキャプターさくら」、「xxxHOLiC」、「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」、「シュガシュガルーン」などがあるらしい。

ファンタジー系が多いだけあって、イラストも独創的で素敵です。

もらえたら、ちょっと嬉しくなる特典ですね!

⭐️本当に実在した!?安倍晴明陰陽寮

安倍晴明は、平安時代に活躍した陰陽師と言われていますね。

彼は陰陽道の祖とされ、占いや呪術、風水などの技術を持っていたとされていて、明確に実在している!と言えるほどの証明はできていないようです。

陰陽寮は、平安時代に設立された日本の官庁で、陰陽道に基づく占いや祭祀、風水などの活動を行っていたとされ陰陽寮は皇室や貴族社会における重要な役割を果たしていたとのこと。天文・暦法や天候の予測、吉凶の占いなどの実務担当だったらしい。

そうなると、私が期待していた呪術より夢がない(笑)

ただのお抱え占い師じゃ物足りん!

だから、やっぱり映画のような活躍をしていたと思いたい!

実在していたかは分からないくらいがミステリアスでいいかもしれませんね。

しかし、調べてみると…

これは、思いっきり私が大好きな『呪術廻戦』では?

そもそも『呪術廻戦』って意外とただのファンタジーじゃなくて、ちゃんとした設定だったのかもねと感心しちゃったよ(笑)

今後の 『呪術廻戦』は、ここも踏まえて見てみると楽しいかも!

⭐️私の中の安倍晴明と言えば、野村萬斎

今までで一番有名だった安倍晴明映画と言えば野村萬斎主演の『陰陽師』!

本作品と同じく夢枕獏原作の安倍晴明の活躍を描いた小説『陰陽師』の最初の映画化。

なんか強烈だったんですよね(笑)

ホラー要素もあって、安倍晴明をクローズアップした作品を見るのは初めてだったし新鮮でした。

野村萬斎にとっても初主演映画だったので、かなり力が入っていたのではないでしょうか?

狂言師特有の腹から声出す感じ!

悪人役じゃないけど、どこか不気味で映画にはピッタリでしたねぇ。

そうそう、話は逸れますが(笑)

実は野村萬斎が、私の住んでいる田舎で狂言の公演をするんですよ!

出てない映画を観て、彼の狂言を観に行こうとしている私…

映画の繋がりっておもろいですね!

⭐️新時代の安倍晴明山崎賢人

山崎賢人は、最初は若手イケメン俳優としてもてはやされました!

ブコメが多くて、今後どうすんの?って時に上手に方向転換してましたね!

代表作には、「キングダム」シリーズや「ゴールデンカムイ」などがあります。

漫画の実写化俳優の印象が最近は増えていて、イケメン俳優からの脱皮を図ったところという感じでしょうか。

今回も彼は悪くない。

変わり者の安倍晴明のカリスマ感をビンビンに出していて、適役だったなと思いました。

⭐️考えなくてもいい映画でいいの?

今回、私は公開初日の初回に観に行くほど本作品に期待していました。

題材的にそもそもそこまで外れないですし。

でも、それでもちょっとがっかりしたんですよ。

まず...

最近の映画にありがちだけど、説明が多すぎる。

字幕でいちいち出されると、もはやバカにされている気分に(笑)

Z世代向けだったのか、序盤に平安時代の言葉も聞き取りづらいからという理由で現代語にされる。

おかげで時代劇の雰囲気も感じられない。

衣装は美しいが、あまりにも華やかすぎてファンタジー...

もっとホラーテイストなピリピリ感が欲しかったなぁ。

⭐️CGの多様で新鮮味のない展開をエンタメでカバー!?

正直、カバーはできてないけど...

エンタメ感はあるので非常に観やすい。

薄っぺらいとも言えるけど、陰陽師を楽しく知れる作品としては気軽に観れていいのかも。

一切、脳みそを使わないので疲労感たっぷりの人には良いのかもしれない。

平安時代の美しさや平穏さも垣間見れる。

但し、本当にあんなにのほんほんとしている時代だったとは私には思えない(笑)

なんか、全体的にやっぱり軽いんだよな...

⭐️私は陰陽師になりたい!

そもそも陰陽師は本当に呪術使いだったのかは分からない。

そもそも呪術って??という議論もある。

人間の思い込みを使ったものだとしたら、正直マジックと変わらないはずだし。

映画みたいにファンタジーにはならないだろうけど...

呪いや呪文、呪術に憧れる人はたくさんいると思う。

操りたいよな〜(笑)

陰陽論みたいなのを山崎賢人が教えてくれるんだけど、そこは好きだった。

真実と事実の違い。

人は信じたいことを信じる。

その真理が呪術の根源なんだと思う。

もし、呪術が使えるとしたら...

私はきっと自分のために使うね(笑)

人間なんてそういう生き物。

だからこそ、人間界には魔物が存在するのです。