毎日お昼は弁当。
朝、出勤前に前の日の残りと冷凍食品を詰める。
お昼になったら会社のレンジで温める。
いつもちょいイラなことがある。
なぜか、水分が反応するのかアルミが反応するのかバチバチと火花を散らす。
ひどい日は、アルミか弁当箱が燃える。
アルミって燃えるのね。
格差社会はどんな形でもいつだって戦いだらけだ。
あらすじは.....
2154年。スペースコロニー“エリジウム”で生活する富裕層はパーフェクトな居住空間で過ごす一方、荒廃した地球に暮らす貧困層はひどい搾取に苦しんでいた。エリジウム政府高官のローズ(ジョディ・フォスター)が地球の人間を消そうと動く中、地球で暮らすマックス(マット・デイモン)はエリジウムに潜入することを決意。残り5日しかない寿命を懸けて戦いに挑む。
「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督の新作。
あまり好きではないマット・デイモン主演ということもあり、避けようとしたがこの監督だったので見ることにした。
ニールの得意分野であるSF。
ヒット作のあとは非常に難しい。
本当の栄光は2度目から。
複雑さが削ぎ落とされすぎたシナリオ。
安定とセンスの苦悩。
それでも愛さずにいられないのは、日本愛を感じてしまうからかもしれない。
未来はいつも失望に溢れている。
人の強欲さも進化するらしい。
権力と金が世界を分ける。
永遠の命も金で買えてしまう。
貧乏なものには死が待っている。
機械に完全に支配された世界。
人がシステムによって生かされる。
機械は人間を越えるらしい。
気味の悪いアンバランスな未来は、全否定できないから怖い。
その世界の頂点にいる象徴的な支配者、ローズ(ジョディ・フォスター)。
脅威を抹消し、平和を独占しようとする。
永遠に築くことなどできない"平穏"を手に入れようとする。
無理なのに....
格差社会や差別主義はどの時代にもどこにでもある。
見えにくいだけで今も決して消えていない。
人間の愚かな罪。
だが、正義も悪も永遠ではない。
いつかはそれを破るものが現れ、革命が起きる。
思想は変化し、良くも悪くも変わっていくのだ。
英雄は、決まって髪の毛を奪われるらしい。
筋肉モリモリは、この運命のために盛っていたのだ。
どうせなら全裸で行くくらいのガッツが見たかったが。
なにせ、余命が少ないのでしょうがない。
貧乏人の底力は半端ない。
金がある人より弱いわけがない。
貧乏暇なし。
貧乏は世界の福の神なのだ。
刀が手裏剣が飛ぶ。
それも凄まじくかっこいい。
日本の武器は最強。
散りばめられたジャパニーズ。
桜の木が揺れる。
花びらが舞う。
それは、真っ白な花びらとなる。
美しかったあの時の地球の色みたいに。
何度でも再生できるであろう地球。
綺麗すぎても、地球の美しさに酔いたくて安易に受け入れてしまう。
やっぱり誰だって、未来は明るいと信じたい。
ちぶ~的殺傷度5
世界で刀はかっこいい。手裏剣は超高速で飛ぶ。外国人が持っているだけでシャレてみえる不思議。ユニフォームもどうせなら忍者にしてほしかった。