急にかよ。
秋の訪れってこんなにも早かったっけ。
まさかの20度。
朝は、ストーブが欲しいくらい。
こんなに寒いと思ってなかったので上着もなく.....
肌は乾燥してカサカサだし。
なんか鼻がグズグズしております。
ま、風邪にはなりません。
風邪だと思うから風邪なんです。
風邪なんて酒飲めば治る!が秋田の常識です。
「イノセント・ガーデン」のように、無愛想なのは病気じゃないので治りませんけど。
あらすじは.....
外の世界を遮断するように建てられた、大きな屋敷に暮らしている少女インディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)。自身の誕生日に、愛していた父親が交通事故で帰らぬ人となってしまう。彼女は、母(ニコール・キッドマン)と葬儀に参列すると、そこへ行方がわからなくなっていた叔父のチャーリー(マシュー・グード)が突如として姿を現わす。彼と屋敷で暮らすことになるが、それを発端にしてインディアの周囲で不可解な現象が頻発するようになる。
『オールド・ボーイ』の韓国の鬼才パク・チャヌク、ハリウッドデビュー作。
海の向こうへ行っても決してチャヌクワールドは誰にも侵されない。
チャヌクの粘着。
韓国人とは思えぬ、アメリカンでファンタジーのようなかわいらしいファッションやインテリア。
今度は少女を主演に迎えて描く。
誰にもパクることができない世界。
音が執拗に響く。
メトロノームがリズムを刻む。
変わらない一定の距離。
敏感に耳に入る音。
インディア(ミア・ワシコウスカ)はそれに侵略される。
蜘蛛はその象徴。
子供から大人の間にいる思春期。
その場所から抜け出す方法を少女は知らない。
知らないからこそ溜まっていく。
少し触れただけで爆発するくらいまでに。
素敵な靴を履くと、靴が素敵な場所へ連れて行ってくれる。
そんな言葉をこの映画に当てはめると、怖ろしい。
素敵な場所って人によって違う。
求めている場所が誰にとっても素敵な場所だとは限らない。
大人の女になる瞬間。
その過程。
そこで明かされる秘密。
正直、チャヌクが描いた"女"の開花は少し不足だったように思う。
もし、女が監督だったらこうはならないだろう。
女はそこまで単純ではない。
繊細さが複雑さがあるからこその秘密。
開けてはならない箱の中。
訪問者は"靴"を持ってやって来る。
それは土の中に埋めても埋めてもキリがない、無垢な庭。
ちぶ~的ナイスキャスティング度5
なるほど~な配役。ファンタジーっぽい雰囲気のミアをチョイスするとは、ドS!またはドM!ただ、ミアのチラ胸は少々残念感を漂わせるのでこれからも脱ぐ系は無理してやらなくてもいい気がする。