『美しいものにはトゲしかない。』
オリビア・ハッセーの娘であるインディア・アイズリーのスリラー。
少女ホラーのような展開で、オチも展開もどこかで見たようなことがある内容。
特記するような目新しさはない。
だけど、最後まで引き込まれてしまうのは...
やはり、あの美しさのせいでしょうか...
少女じゃないけど女じゃない。
初めての恋から生まれる嫉妬と羨望。
自分を愛してくれない父親と父親に気を遣ってばかりいる母親。
自分の殻を破ることができず、自信のなさがどんどん彼女を追い詰めていく。
ずっと顔色が悪く、ガリガリに痩せた姿でもインディア・アイズリーの美しさは衰えない。
さらに、狂気を身にまとうと妖しく輝く...
彼女のパワーがこの作品を最後まで引っ張っていってくれる。
思春期の少女の不安定さって脆くて儚い。
あそこで何かを間違ってしまったら一生逃れられない罪を犯してしまいそう。
そんな怖さは上手く描かれていたと思う。
もう少し、落としどころに新鮮味があればもっと楽しめたと思う。
そこはちょっと残念だったなぁ。
ちぶ~的美貌度5
お母さんとはまた違う美しさだけど、ハッとさせる吸引力がありますね!
本日紹介した映画は...
ガール・イン・ザ・ミラー (2018)
LOOK AWAY
- 監督 アサフ・バーンスタイン
- あらすじは...
- 美しいマリア(インディア・アイズリー)は、ことあるごとに両親から罵倒され、学校ではいじめられて、自分に自信が持てずにいた。ある夜、バスルームにいたマリアは鏡に話しかけられる。声の主がもう一人の自分であることを知った彼女は、その声と言葉に操られるように秘めていた狂気を解放する。
(Yahoo!映画より引用)