忘年会は酔う前に眠くなる。
毎日の早寝早起きのせいで11時を過ぎるととにかく眠い。
同じ仲間と2年目の忘年会。
変わったようで変わっていない。
時はあっという間。
去年の今と今年の今。
永遠のものなんてないけれど、ずっと続けばいいと思う。
新しい出会いを楽しみに。
また来年も"忘年会"を。
「GERRY ジェリー」は、午前の11時に見てもネムった。
そう、私もジェリったのだ。
あらすじは.....
2人(マット・デイモンとケイシー・アフレック)の若者が砂漠をドライブ中に休息のために車を降りる。2人はお互いを「ジェリー」と呼び合い、なにかミスをした時にも「ジェリー」という造語でちゃかす。やがて2人は荒野で道に迷い、それが危機的な状況だということに気が付くが……。
実験的映画にもほどがある。
あまりにも長いカットは絶望的な眠さ。
独自の世界観というところは評価すべき作品。
謎の造語と美しい景色。
二人の男と二人の焦燥感。
分からない。
早送りの衝動は抑えきれない。
そのうちに現実と夢の狭間が眠気で分からなくなっていくのだ。
この二人が出ているというだけで気になった。
パッケージで密室劇のような心理劇を期待する。
迫り狂う強さを感じるような映画だと思わせる。
確かに二人の演技は悪くない。
ただ、あまりにも沈黙と静寂がありすぎて二人の心理がつかめなさすぎる。
それが狙いかもしれない。
しかし、映画としてはどこか触れられるくらいの部分がなければ成立しない。
二人のジェリー。
この二人は友人なのか。
実は一人の人物なのか。
演じた二人の想像力の方が見ているものよりも遥かに上にいる気がした。
右か左か。
表か裏か。
やるかやらないか。
善か悪か。
いつだって人生の選択は究極、二つになる。
この映画は人生においての選択を表しているように見えた。
劇中、何度も出てくる”ジェリった”は迷いではないか。
明確な答えなど存在しない、”生きる”といういうこと。
それでも進まなければならない苦しみ。
対照的に景色の変らない美しさは、そもそもは生きること自体はすでに美しいと言っているように見えた。
人生はいつだって生きるか死ぬかの選択が付きまとう。
まぁ、私は映画の結末の前に眠すぎて死んでたんですけど。
せめて面白いか面白くないかの選択くらいはさせてほしいものです。
ちぶ~的グーグーガンモ度5
グーグーかもというより誰でも確実にグーグー寝ちゃう。ガンモの好物のコーヒーは必須アイテムでしょう。