年をとったせいでしょうか。
薬味が好きになってきました。
辛みがあれば最高。
寒くなってくると、生姜とミョウガが欲しくなります。
あれば何にでも入れてしまいますね。
うどんとか鍋とか。
味噌汁もいい。
万年冷え性なので欠かせないのも理由かも。
「カラー・ミー・ブラッド・レッド」も色にこだわるのはそれと似ているかもしれませんね。
解説.....
“スプラッターの祖”H・G・ルイスの第3作目。評論家に色使いの悪さを指摘され、スランプに悩む売れない画家の主人公が、ふとした怪我の拍子でキャンバスに飛び散った血を見て“血”を絵具がわりに使う狂気のアートを思いつく。それ以降彼は、絵具を求めるがための猟奇的殺人を繰り返すことに……。
ルイスのスプラッターは、わかりやすい。
今度は画家。
赤が欲しい。
本物の赤が。
画家にとって絵は生命。
そこにすべてを注ぎ込む。
そう。
狂気でさえも。
出た出た。
変わらないチープさとマニアック。
きたきた。
分かりやすい欲望。
男は赤にこだわる。
どうみてもそもそもヘタクソであろう絵に色を与えるために。
魅惑の赤は一度手に入れたら手放せない。
塗り塗り。
もはや命より絵の方が男にとっては崇高。
どうせなら若い美女の血が欲しい。
綺麗で穢れない真っ赤な血が絵を染めるから。
命は絵画に生きる。
男の欲望を果たすように。
ルイスの不敵な笑みがチラつく。
というわかりやすく、ルイス色のスプラッターでした。
ちぶ~的真っ赤か度5
どこもかしこも真っ赤。もし、本物の血で書いた絵があったとしたら、だれか気づいたりするのだろうか?芸術は深すぎておっかない。