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酒の魔術師「血の魔術師」

この前、初めてちゃんと日本酒を飲んだ。

 

意外にもビールや日本酒など苦い系や辛い系のお酒が苦手だった私。

 

が。

 

そろそろ30代突入を前にして、真の大人になろうと挑戦してみたのです。

 

飲んでみたら....

 

意外にも平気だった。

 

怖いくらい普通に飲めました。

 

悪酔いすることもなく、次の日も二日酔いなし。

 

むしろ、カクテルやチューハイなどの甘いお酒を飲んだときよりも次の日に残らなくて爽快。

 

本当は飲めないお酒なんてないのかもしれません。

 

思い込みという魔術に踊らされていたのでしょう。

 

 

こうなったら「血の魔術師」みたいに、私が酒の魔術師にでもなって秋田の酒人気を上げていけばいいのかしら。

血の魔術師


解説は......

美女を惨殺するというマジックで評判の魔術師モンタグ。彼に興味を抱いた女性TVレポーターと新聞記者のカップルは、彼の舞台に上がった女性たちがその後、舞台で行なわれたのと同じ手口で殺されている事に気づく。次々と犠牲者が出る中、主人公の番組に出演したモンタグは恐るべきマジックを披露する……。スプラッター・ムービーの始祖、H・G・ルイスの代表作。

 

ルイスの今までとは違うアプローチ。

 

オカルトな香りを漂わせた不思議なイリュージョン。

 

種も仕掛けもありません。

 

それって戦慄。

 

Mr.マリックを越える究極の魔術。

 

本物にサングラスはいらないらしい。

 

 

 

その魔術はまやかしか。

 

魅せられる観客。

 

世の中はいつだって"過激"と"残酷"に飢えている。

 

その好奇心が獲物。

 

囚われる心。

 

奪われる意識。

 

切り刻まれる体と溢れる血が止まらない。

 

男はその儀式に陶酔している。

 

 

 

ルイスのスプラッター愛は単純明快、ストレート。

 

半端にはしない。

 

臓器を引きずり出す。

 

人間のすべてをみせつけるように。

 

残酷描写を決して逃がさない。

 

そこにこそルイスのこだわりがある。

 

 

ラストのオカルト。

 

よく分からないけれど、騙されてあげる。

 

ルイスに敬意を示して。

 

不敵な笑みが幻想をさらに煙で包む。

 

ルイスのカルトはクセになる。

 

それもまた、まやかしなのだろうか。

 

 

ちぶ~的チミドロ度5

血汁ブッシャー。目ん玉グンニャー。でも、明らかに人形っぽいから大丈夫。この不完全さがたまらない。