なんだったんだろう。
ジムに行く途中、いつも銀行の前を通る。
今日も何気なく通り過ぎようとしたら、極悪人っぽい顔の人が仁王立ち。
でも、服装は蝶ネクタイで売れないコメディアン風。
ん......
なんでだろう。
一体、何を待ってたんだろう。
妄想が私を迷子にする。
「ヒドゥン・フェイス」は、愛の迷路。
出口はどこにあるのですか。
あらすじは.....
コロンビアの交響楽団に招かれ、恋人のベレン(クララ・ラゴ)を連れて同国へとやって来たスペイン人指揮者のアドリアン(キム・グティエレス)。彼らは郊外にぽつんと建っている、ナチスの残党だったという人物が所有していた別荘を借りて住むことに。そんな折り、ベレンがアドリアンの浮気を疑ったことからけんかが始まってしまう。アドリアンが家に戻ると彼女は別れを告げるビデオを残し、姿を消してしまっていた。その痛手を癒やそうと出掛けたバーの店員ファビアナ(マルティナ・ガルシア)と惹(ひ)かれ合い……。(引用)
ラテン系のホラーは、いつも愛が濃厚。
美しすぎる美女二人と、けむくじゃら男が織りなすサスペンス・スリラー。
前半と後半の物語が重なる。
違った時間が一緒になる。
愛は浅はか。
愛は儚い。
だからこそ、女はそれにしがみつき男はそれを手放したくなる。
ただのスリラーだと思ったら大間違い。
男と女。
永遠に付きまとう幸福と不幸の繰り返し。
愛を失った男。
そこに入り込んだ新しい女。
男の愛は、DNAを。
女の愛は、痕跡を残そうとする。
そもそも愛の形が男と女は別物。
それなのに、一つになろうともがく。
ある意味、男は純粋で単純だ。
女は、狡猾で不純。
クラスに一人はいる。
目立ってるグループの男子と付き合って女王様気取りをする奴が。
女の敵は女なのか。
結局、女の勘違いで出来た愛は意地とプライドで出来ている気がしてならない。
女は女を上から見下ろしたい。
自分のものが手に入ったときの優越感が愛の上をゆく。
それは、もう愛ではないのに。
執着がさらに理性を陥落させる。
全く理解できないが超絶モテ男のアドリアン。
が。
本当は、女たちの添え物にすぎない。
女の敵は男なのか。
男は不埒。
フラフラ彷徨い、知らぬ間に失うばかり。
本当に愚かなのはどちらだろうか。
これは、嫉妬やひがみだけではない本能の葛藤にも見える。
いや。
でも、ファビアナは元恋人のベレンの巨乳がうらやましかったかもしれない。
貧乳の嫉妬って怖いんだから。
私は、共感。(貧乳代表選手として)
コロンビアではファビアナ演じたマルティナ・ガルシアは、コロンビアのソフィア・ローレンと言われているらしい。(貧乳なのに)
コロンビアはとにかく素晴らしいのだ。
愛にも貧乳にも寛大なのだから。
ちぶ~的コロンビアサスペンス度5
実は傑作!新感覚スリラー。このトリック、演出、展開、すべてが絶妙!みんなに薦めたいサスペンスの一つになりました。
本日の映画🎞️※Filmarks引用
ヒドゥン・フェイス(2011年製作の映画)
LA CARA OCULTA THE HIDDEN FACE
上映日:2012年09月08日
製作国:コロンビア スペイン
上映時間:92分
監督 アンドレス・バイス
脚本 アンドレス・バイスアテム・クライチェ
キャスト
マルティナ・ガルシア
キム・グティエレス
クララ・ラゴ
アレクサンドラ・スチュワルト