気になる。
髪が日に焼けたせいが色がとんでいる。
一度、暗い色にトーンに落としたのに、今はかなり明るめの色。
プリン頭はとても不愉快。
浸食される色。
お盆終わってから美容室に行くつもりだった。
だが、無理だ。
切ってやる。
我慢ならん。
「新座頭市 破れ!唐人剣」みたいに切って斬ってきりまくって、スカっとします。
解説.......
勝新太郎主演の大人気シリーズ「座頭市」の一編。山田隆之とともに書いたシナリオを安田公義が監督した。香港の人気アクション・スターであるジミー・ウォングをゲストに招き、座頭市が初めて日本人以外と対決を果たす。直接対決のクライマックスは、勝新が勝利する日本版と、ジミーが勝つ香港版の二種類があるらしい。
ある日、座頭市は瀕死の唐人から小栄という子供を預かる。トラブルから南部藩に追われる身となった王剛に小栄を引き合わせた市は、福龍寺を訪ねるという王剛の道案内をすることに。その途中で出会った与作とお米から、藤兵ヱ一家が懸賞金目当てに王剛を追っていると聞かされ、市は小栄と王剛を二人にかくまってもらう。しかし市が家を離れた隙に藤兵ヱ一家が与作の家を急襲、与作夫婦は殺され、残る三人が連れ去れてしまう。
初・勝新。
確立された世界。
染みついた歴史が動く。
日本の宝と中国の宝(カルト的な)が対決となれば、見ずにはいられない。
血はあんなに飛び散らない。
が、風が吹く。
圧倒的な迫力と存在感。
セリフはもはやセリフではない。
座頭市の手は血に染まる。
だけど、ヤクザ扱いされる座頭市の心は、血で汚れていない純白な仁義。
日本でも中国でも人の情っていうものは共通。
恥じない日本人として座頭市が暴れる。
急須でお茶はつがねぇ。
そんな暇はないんでね。
仁義がない奴はだらしない。
この俺が、切り捨てる。
人間には血が通ってる。
お前さんたちにはそれがない。
目は見えなくても、俺には見えてる。
お前さんたちの悪行が手に取るように。
切り捨て、御免。
斬られる奴には価値がないのに、なんで謝るんだろうなぁ。
言葉ってやつぁ、難しい。
人は心だけじゃ通えないこともあるんだなぁ。
と、勝新の後姿。
哀愁漂う勝新は、決して語らない。
でも、そう聞こえてくる。
肝心なことは言葉じゃない。
だけど、言葉にしなきゃわからないこともある。
同じ人間でもそれができない歯がゆさ。
男の戦い。
やはり、シビれました。
ちぶ~的ジミー・ウォング度3
勝新に食われる。だってそもそもそんなにカンフーうまくない気が。そして、またしても片腕。そして、ちょっと片腕演技できてないところが胡散臭くてよい。