日曜日なので、やっぱり週末名画座 シネマパレ へ。
その前に、朝一でカフェへ。
写真撮るのは忘れたけれど、シャレたモーニングコーヒーとクロワッサンを堪能。
そこまでお腹が空いていなくても食いしん坊はおいしい朝食をパスできない。
まぁ、最近夏バテ気味で食欲もあまりなかったのでちょうどよかったかもしれない。
楽しみにしていた「座頭市と用心棒」。
やっぱり勝新VS三船を見れただけで私は満腹です。
角川大映映画展 なかいちテナント会映画フェア2014 で、座頭市の記念すべき1作目「座頭市物語」 を見た。
私の大好きな天知茂様が活躍するという素晴らしすぎる傑作。
あのラストには泣ける。
あのドラマには哀愁がある。
これは......
バケモノとケダモノという強烈な闘い。
絶大なるパワーを持った二人の競演。
それだけでヨダレだらだらなのに若尾文子様までいらっしゃる。
もう、私は感涙。
とにかく、笑って楽しい座頭市です。
あっし、惚れやした。
もう、ひとめぼれってやつです。
え。
誰かって
若尾文子様ですよ~。
なんですか、あの美貌。
バケモノとケダモノにあの美女はズルすぎるでしょう。
登場するだけで画面が、ぱぁ~っと明るくなる。
あのお召し物はどこで売っているんでしょう。
見たこともない美しい色でした...
服は着られるものじゃないんですね。
着るものなんですよ。
誰も譲らない。
大スター3人。
誰一人、遠慮がない。
もちろん、バケモノ、ケダモノと言い合う勝新と三船も若尾様に劣ってない。
なんだ、この二人のコメディセンス。
ノリツッコミの完璧ないっつぁん。
モノマネ上手な用心棒。
おかしくて楽しくて幸せになっちゃうじゃないか。
この世は地獄。
赤鬼も青鬼も、うじゃうじゃ出てきまっせ。
金にたかるのは、ケダモノなのかバケモノなのか。
欲望のかたまりが人を変える。
そして。
人生は勝負しなきゃならん時がある。
参ります。
半か丁か。
生きるか死ぬか。
ようござんすね
あっし、目は見えるんですが行く先不安で前が見えねェんです。
でも、これ見てまだ頑張ろうと思えやした。
いっつぁんみたいに、しぶとく生きるのもこれまた人生。
生きてりゃ、いつかきっといいことありますよ。
たとえ、それが残酷な運命だとしてもね....
※週末名画座 シネマパレ 鑑賞作品は、週末名画座シネマパレ 上映作品レビュー一覧 にまとめてありますのでどうぞご覧ください
おまけ
シネマパレで発見夏....これは....店長
ラストの決闘シーンには萌える。そして笑える。なんだ、この面白さは!あの無駄な感じは!出血大サービス、ありがとうございやした!