我が家御用達の化粧品メーカーがある。
ちょっとお高いが、おまけや企画がいっぱい。
今はサマーキャンペーン中でくじ引きができる。
私は、2,500円相当の商品が当たって満足。
母が。
まさかの1等。
1万円相当の商品が当たったのだ。
きっと店舗で一番高い。
すごすぎる。
でも......
今、7月。
今年の運、使い切ってないだろうか。
心配である。
「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンは、どんな確率で出会えるのだろうか。
見かけることすら一生ないだろうと思うくらいの美男子。
あらすじは.....
貧しい家庭に育ったアメリカ人青年トム(アラン・ドロン)は、息子のフィリップ(モーリス・ロネ)を帰国させてほしいとフィリップの父親から依頼されイタリアへと向かう。美しい恋人マルジュ(マリー・ラフォレ)も手にした富豪の息子フィリップは親の金で遊び回り、全くアメリカに戻る気はなかった。一方、彼から邪険に扱われるトムの心に、やがて小さな殺意が芽生え……。
ここにきて、アラン・ドロン。
殺人的に美しい男。
夏に迫られる今。
殺意がアランが私を誘惑した。
暑い。
熱い。
夏はいつまで続くのか。
終わらせない欲望が夏を長くする。
小さな嫉妬が、欲望となって膨らんでいく。
一つ手に入れたら、また欲しくなる。
今まで自分が持っていなかったものだから。
不可能を可能にできる術を知ったとき、男はそれを止められない。
罪悪感より達成感。
誰もいない海は、果てしなく青い殺意。
海の向こうは見えない。
情緒溢れる音楽とは反対にトムの心は嵐のように荒んでる。
舵をとる。
すべてを手に入れるために。
青い目には嘘がない。
透き通ってて美しい。
トムの罪は濁らない。
純粋な欲望に惑わされる。
そう。
トムには太陽がいっぱいだった。
眩しくて目が眩むくらいに。
満たされた心。
太陽はいつか沈む。
照らし続けることはできない。
トムは、最後までそれを知らなかったのだ。
ちぶ~的イチコロ度5
そりゃ、あの目で見つめられたらねぇ。元カレなんて一瞬で忘れるわなぁ。女ってそういう時は単純なんですねぇ。