ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログやドラマ関連の記事も!

あの臓器「悪魔のはらわた/フレッシュ・フォー・フランケンシュタイン」

なんだか内臓とか肝臓系の肉は、食べる気になれません。

 

どうしても焼かれる前のことを考えてしまう。

 

豚肉とか牛肉は平気なのに...

 

いまいち、心の底からおいしいとは思えない。

 

食べれるけど...遠慮気味。

 

 

「悪魔のはらわた/フレッシュ・フォー・フランケンシュタイン」でさらに砂肝あたりも食べたくなくなった。

 

あぁ、臓器が怖い。

悪魔のはらわた/フレッシュ・フォー・フランケンシュタイン

 

解説.....

男女2体の人造人間を交わらせ、完璧な新人類創造を目指すフランケンシュタイン男爵を描いた、アングラの帝王アンディ・ウォーホル提供による異色ホラー。女の人造人間の内臓にファックする男爵を始め、淫乱な妻、男爵に献身的に使える下僕、そして一連の凶事を覗き続ける幼い兄妹などなど、異常な人々が織り成すグロテスクなドラマは猟奇譚となっている。

 

 

 

 

 

この映画にまっとうな人間はいない。

 

狂っている。

 

誰も正常ではない。

 

理性を持っていない人間たち。

 

本能むき出しの男と女。

 

異常にうつる光景は、誰もが持っている欲望をただ大袈裟に描いただけかもしれない。

 

血と肉に溺れる人間たち。

 

あぁ、痛い。

 

 

 

 

 

今まで見てきたフランケンシュタインの中でも異質。

 

どこのド変態野郎も天才だったりするから厄介だ。

 

芸術家も学者も普通ではないから偉業を成し遂げる。

 

ただ、このフランケンシュタインは異常すぎるが。

 

 

完璧な"人間"を創造しようとした男。

 

男と女。

 

神は、2つを1つにした。

 

一生、男と女は互いを追い求め続ける。

 

人間の真の姿はその先にある。

 

タブーを犯し続ける。

 

それは男と女の存在自体がタブーだからかもしれない。

 

 

追い求めた完全なる肉体。

 

最後は、自分の臓器ですら手が届かない哀れな男爵。

 

決して掴むことはできない。

 

だからこそ、執拗に求め続ける。

 

それを冷酷に見守る子供たち。

 

終わることのない愚かな欲望は、果てしなく血よりも真っ赤に染まるだけなのだ。

 

 

ちぶ~的やりたい放題だ度5

成人映画レベルのエロ。グロさも一級。生きるのがどんなにつらくても、内臓系を自分で取り出すのだけはやめていただきたい。