ホラー映画さえあれば!

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ラストストーブ「ラストシーン」

なんでだろうか。

 

私の部屋がいけないのだろうか。

 

この1シーズンでストーブが2台も壊れるという災難。

 

去年、ストーブが壊れたので新しく買ったのに。

 

一冬も越せずにぶっ壊れた。

 

まさかの3台目を購入しなければならなくなった。

 

もう、今回買うストーブでラストにしたい。




最後はなんでも良いほうがいい。

 

「ラストシーン」は、妙に味わいのあるラストが印象的。

「ラストシーン」



解説....

テレビが台頭し始めた1965年。スター俳優の三原健は、コンビを組んでいた人気女優・吉野恵子の引退がきっかけで次作の主演を若い俳優に奪われる。酒に溺れ、妻に当たり散らす三原は日本映画界の衰退とともにこの世界から姿を消す…。2000年。小道具係のミオは、新作映画の撮影スタジオでせわしなく働いている。そんな中、端役を演じるはずだった俳優が急な降板となり、ひとりの老人が代役としてやって来た。彼は往年のスター・三原健だった。ミオは当時の三原を知らない。それでもこの不思議な老人に次第に心を動かされていく。





終わりよければすべてよし。

 

こんな言葉があるくらい、何事も最後が肝心。

 

映画でも、オチが良ければ全部よくなってしまうことが多々ある。

 

人生はどうだろうか。

 

決して美化できない自分の歴史。

 

最後だからこそ見える人生。

 

映画愛あふれるこの映画を私は嫌いになれない。

 

 

 

 

中田秀夫監督作品。

 

タイトルからして絶対ホラーだと思ったら、最後はうるっときてしまった。

 

私はホラーが一番人間を描いているジャンルだと思っている。

 

ホラーを得意分野とする監督が散りばめた"ホラー"のピースがとても好きだ。

 

三原が撮影する怪奇映画は、一見怪奇である必要がないように見える。

 

でも、この関係なさそうなホラーが三原の映画と人生を結んでいくのだ。

 

 

 

若かりし頃の三原を演じた西島秀俊はその時代をよく投影している。

 

彼にはこんな役が似合う。

 

正直、老いぼれすぎてしまった三原を演じたジョニー吉長は上手くはない。

 

なのに、なんかその弱さに泣ける。

 

三原がそうであったように、演技がうまいから人は感動するわけではない。

 

映画は、たった一人の人に面白いと言ってもらえただけで成功だ。

 

なにがよかったのではなく、なにかがよかった。

 

それでいい。

 

映画界の衰退とともに変わる時代。

 

ずっとは続かない栄光。

 

三原は、最後に演じることにこだわる。

 

人生は痛くて悲しくて綺麗なわけでない。

 

正直、後悔ばかりが残るだろう。

 

映画で始まり映画で終われる幸せ。

 

決して幸せではなかった。

 

うまくはいかなかった人生。

 

それでも、最後は役者として終わりたいというプライド。

 

端役でもセリフがある。

 

評価よりも演じられる幸せ。

 

ラストシーン。

 

映画が好きだからこそ、そこに懸けた想いが響く。

 

人生は、終わりよければすべてよしなんて言い切れるわけではない。

 

でも、せめて生きてよかったと最後には思える人生がいい。

 

 

 


ちぶ~的気になる~度5

この映画に出てくる怪奇映画の完成版を見たかった!DVDの映像特典にいれてくれればよかったのに!