地元のサッカーチーム、ブラウブリッツ秋田。
開幕戦、3-0。
まさかのノーゴール。
一発目からこんな始まり初めてかも。
来年からJ3ができる。
それってどうでしょう。
リーグを増やしてもレベルは変わらない。
変わるのは呼び方だけ。
金儲けのにおいが漂う。
私は、Jリーグに行くかどうかよりも記憶に残るプレーが見たい。
ヘタクソでも汚くてもいい。
純粋に感動したい。
だって、それがスポーツの醍醐味でしょう。
「GOAL! ゴール!」のようなゴールを今年は期待。
あらすじは....
プロを夢見てL.A.の地元サッカーチームで活躍するラテン系青年サンティアゴ(クノ・ベッカー)は、ある日スカウトに才能を見出され、ニューカッスル・ユナイテッドの入団試験を受けるチャンスを得る。父の反対を押し切り単身渡英し、逆境に苦しみつつも入団を果たした彼は、今まで以上に熾烈(しれつ)な競争と困難に立ち向かっていく。
ザ・サッカー映画。
爽やかでまぶしい。
夢へまっしぐら。
分かりやすくて安心。
サッカー好きもそうじゃない人も、サッカーの魅力を楽しめる。
それなのに.....
なぜでしょう。
こんなにも綺麗だと、私........
気が遠くなるんですけど。
え。
病気?
なんだかんだでサッカーは身近なスポーツ。
選手やチーム、それを支える人々を知っているから。
みなさんは、「サッカーチームをつくろう」というゲームを知っていますか。
あのゲームがサッカー業界を追いつめていると言っても過言じゃない。
ある日突然、サッカーチームは作れない。
綺麗な秘書はサッカーチームには就職しない。
お金もないのに、グッズをいきなり作って売れたりしない。
選手を雇うにも所属させるにも、な~んでもお金がかかる。
そもそも赤字覚悟でやるんだから。
スポーツの対価はお金じゃない。
この映画は、サカつくとどうも似ている。
夢を持たせるにはいい映画。
知っている人には絵空事。
映画だと分かっちゃいるけど、言いたくなる。
人生は、サッカーはそんな簡単じゃない。
えげつない描写があってもいい。
もがき苦しみ、人には言えないようなことがあったからこその栄光。
ただサッカーがうまいから、運がいいからというだけで頂点には立てない。
本人の能力はもちろんのこと....
すべてをひきつける縁。
高めあえる仲間たち。
導いてくれる監督。
どんなときも支えてくれ、時には叱咤してくれるサポーター。
一人の選手は一人じゃない。
何千、何万人の人でできている。
ゴーーーーール。
その一瞬にすべてが詰まってる。
切り開いた運命に自分を削った血だらけの跡。
それを見せてくれ。
本当のドラマは、ゴールは、そこにあるんだから。
ちぶ~的おいしい度5