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Wは悲劇「Wの悲劇」~角川大映映画展記念記事vol,5~

秋田でブラインドサッカーの日本代表合宿が行われました。

 

そんな種目があるとも知らず。

 

初めてブラインドサッカーというものを見ました。

 

ブラインドサッカーとは、視覚障害者と健常者が混ざり合って5人制で行うサッカーのことだそうです。

 

ボールは音が鳴るものを使用して、味方のコーラーと呼ばれる人が声をかけてゴールを狙います。

 

とにかく見ていて楽しい。

 

とにかくみんなが楽しそう。

 

ボールは見えていないはずなのに、的確にボールをもらい奪いゴールを狙うんです。

 

味方のコーラーの人とのコミュニケーション能力やプレイヤーの感覚、センス、想像力が問われるスポーツだなぁと思いました。

 

こういう企画が秋田で開催されたこと、本当に嬉しいです。

 

また、秋田に来てほしいなぁ。

 

その後は弁当を食べて、また映画を観に行きました。

 

が。

 

母は、昼食がまだだったので一緒にランチを食べに行くことに。

 

さすがに、ランチのW攻撃は無理でした....

 

とてもおいしそうでしたが、私は泣く泣くコーヒーだけにしましたよ。

 

あぁ、悲劇。



で、「Wの悲劇」も色々ダブって起きる悲劇でしたね。

Wの悲劇


 
解説は...

夏木静子の同名小説を下敷きに、若い劇団の研究生が、ある事件に巻き込まれて主役を演じ、本物の女優へと成長していくまでをサスペンスフルに描いたドラマ。三田静香は、女優を目指す劇団“海”の研究生。次回公演の『Wの悲劇』の主役を研究生の中からオーディションで選ぶことになり張り切っていたが、静香についたのは結局セリフ一言の小さな役。が、大阪公演の幕が開けたその夜、静香は劇団の看板女優・翔の部屋で彼女のパトロン・堂原良造が死んでいる現場を目撃してしまう……。

 



タイトルだけでも誰もだ知っている超有名作。

 

みなさんのお薦めだったので鑑賞。

 

実は、私は映画で見る薬師丸ひろ子(若い時の)も多分初。

 

古い映画だからと見くびっていた。

 

隣では母が泣いた。

 

このパワーみなぎる感じが熱い。

 

今の女優にはないものがある。

 

予想外にヤラれるサスペンスメロドラマ。



古い。

 

私が生まれた年の映画なのだからびっくりである。

 

イヤリングが大きすぎて耳たぶが見えない。

 

肩パット入りの上着が流行った謎が解けない。

 

天パなのか無造作なのか分からない髪型に困惑。

 

今見ると、やっぱりダサイ。

 

携帯もないから、ナンパがストーカー並みだし。

 

待ち伏せが怖すぎるし。

 

すべてにジェネレーションギャップ。

 

演技も舞台風。

 

とにかく声がデカっ。

 

声は腹から出しているというのが言われなくても分かる。

 

でも。

 

そこがいい。

 

時代を感じたい。

 

懐かしさや今にない熱さがそこにはある。

 

今やろうとしてもできないことがこの時代にはあったんだから。

 

 

 

女優の意地。

 

女の意地。

 

決して失いたくないプライドがぶつかり合う。

 

なかいちテナント会映画フェア2014(角川大映映画)で見た作品の"男は"、男の中の男ばかりだった。

 

この映画の女は、女の中の女だ。

 

実にかっこいい女だ。

 

女がほしいのは安定でも安心でもない。

 

自分に芽生えた夢、野望を追い求める。

 

逃げたりなんかしない。

 

それが女。

 

そんな力強さに心を打たれ、自分が思っていた以上にハマってしまいました。

 

 

 


ちぶ~的女!女!女!度5
OPがまさかのピロートークから。結構過激なことすんのね。地味目な顔の子に限って大胆だったりするからなぁと妙に納得。