なんででしょう。
どうしてでしょう。
世の中そんなことがゴロゴロ転がっています。
今日、気づいたんですが今の会社に来て1か月経ってました。
あっっという間。
覚えるのに必死すぎて時間の感覚がない。
そもそも複雑なのに、やり方をコロコロ変える。
普通は時間短縮をして要領のいい方法をみつけるのに。
社長の気まぐれで決まってる気がする。
振り回されるのは、それに付き合わされる社員。
なぜにこんな目に遭わされなければならないのか。
まったく、面倒な話である。
「ローマ法王の休日」のように、人はどんな人でも”人”でしかないのだ。
あらすじは....
ローマ法王が亡くなり、新しい法王を選出するため各国の枢機卿がヴァチカンに集められた。全員が心の中では法王に選ばれないようにと祈る中、誰もが予想外だったメルヴィル(ミシェル・ピッコリ)が新法王に選出される。サン・ピエトロ広場に集まった群衆たちを前にバルコニーで就任演説をしなくてはならないメルヴィルだったが、重圧のあまり街へ逃げ出してしまい……。
賛否両論がすごい作品。
ここまで意見が分かれる作品はあまりない。
噂を聞いていたので、ある程度いろんな覚悟をしていたが....
本当にびっくりした。
原因はほのぼの予告にある。
特にイタリア映画は、予告と内容が大きく違うことが多い。
それくらい予測できないし、万人受けしにくい作品が多いんだとは思う。
でも、私はどこの国にもないイタリア人の感覚が好き。
予告も真っ向勝負してもいいと思う。
美化した予告を作りたがるのは、日本人特有の美徳なんだろうか。
ローマ法王って日本人にはまったく馴染みがない。
そもそも宗教に対する関心が薄いし、習慣もない。
だから、宗教映画は日本人にはしっくりこない。
これは、その点本質が宗教ではないので見やすいとは思う。
ある日突然、望んでもいない責任が重い立場に置かされる。
ローマ法王でなくても、そんなことは誰にも起こり得る事件。
他の人からしたら名誉かもしれない。
でも、自分にとっては違っていたりする。
その重圧から逃げたくなって.....
逃げてみて初めて気づく。
気づかないフリをしていた自分がいたこと。
本当に求めていたこと。
生きるということは、ただ息をすることではない。
自分を感じること。
人生を楽しむこと。
何歳になっても死ぬ日まで人生は終わらないのだ。
そんな迷いや葛藤は、人間だったら当然のこと。
ローマ法王は、神の遣いかもしれないけど神じゃない。
生身の人間だ。
何が起こるか誰にも分からない。
正しいのか間違っているのか。
決めるのは他人じゃない。
自分だ。
こんな結末。
だからいい。
嫌いな人もいるでしょう。
でも、私はまた映画を見て世界が広がりました。
ちぶ~的ほのぼのバレー度5
バレーボールをするシーンに平和を見る。スポーツって万国共通なんですね。