歩くのが早いと言われます。
車を運転しないので、どこまでも歩きます。
だから、街中を歩いているところをよく見かけられる。
早歩きは体にいいらしい。
実際、私はほとんど風邪をひかない。
体重も何年も変わっていない....気がする。
歩いていると発見も多くてネタ探しには最適。
でも。
冬の夜道は怖い。
襲われない自信はあるけど、幽霊に遭遇したくない。
「テケテケ」みたいな妖怪は、映画なら笑って見てられるけど実際本当に出現したら泣くと思う。
あらすじ...
ある日、可奈(大島優子)のクラスメートの綾花が下半身のない死体で見つかる。学校でも下半身のない女性が相手の足を奪う“テケテケ”の話題で持ち切りで、可奈も一度は襲われるが奇跡的に逃げ切ることができた。彼女が図書館で調べものをしていると、大学で心理学を専攻し都市伝説の卒論を書いている理絵(山崎真実)と話が弾み……。
デンキミミズが未だに気になっている邦画ホラーの隠れ名作「ノロイ」の白石晃士監督作品。
AKB48の大島優子主演ということで見る輩もいるだろうが、そんなことはどうでもいい。
チープさとくだらなさと不気味さが混在する白石ワールド。
ただ、これはよくもわるくも王道なり。
普通ホラー。
都市伝説以外に独自のホラースパイスが効いていれば見応えがあったかもしれない。
都市伝説が好きである。
なさそうでありそうな話。
それは日常に潜んでる。
テケテケは、恨みを糧に生きている。
憎悪を食い散らかす。
若干、ちゃっちぃ造形は死にきれなかった化け物にはふさわしいと言わんばかりに堂々としていて自信ありげ。
テケテケは、予想以上に高速。
テケテケというよりカサカサ。
早くて見えない。
枯葉のようにササッと仕事を済ませる。
いまいち、襲う基準が明確ではない。
食通のおっさんのごとく、厳選している気がする。
どこの国の化け物も若くてかわいらしい女子が好み。
ブサイクは、化け物にすら嫌われるという地獄。
他人事とは思えない虚しさ。
テケテケみたいな奴に見下される。
美人め、うらやましすぎ。
化け物に襲われるのは美人の証。
私もてくてく歩いて、テケテケに襲われるくらいになりたい。
あぁ。
私は、美人になりたい。
ちぶ~的立ち上がる度5
テケテケがニュキニュキって立ち上がる?とこだけ盛り上がった。疲れててもこんな映画は寝ずに見れる無駄なホラー好き精神。