私の家の周りは工事が非常に多い。
そしてやたら長い。
無茶な交通整備をしようとするのでいつも抵抗している。
おっさんは一生懸命仕事をしているのかもしれない。
だが、私も一生懸命歩いているのだ。
あの交通整備の赤く光る棒があれば誰でも言うことを聞くと思ったら大間違いである。
私は止まりたいときに止まるし止まりたくないときには進む。
自分の身の安全より自由が大事なのだ。
「ノンストップ!」は、無料配信動画サイトGyaO! で配信していたの拾い物アクションコメディだが、自由がないお国柄も風刺されていて意外に楽しめた。
あらすじは....
疲れてちゃんとDVDを見る元気もないときは、さらっと見れそうな映画を配信しているGyaO! を覗く。
無料なのに結構面白い映画もやっていて侮れない。
借りてまでは見ないけど気になる映画が揃っている。
この映画も普段見ないスイス映画というだけでいつもと違う楽しさがあった。
何気に日本人も出演している親日映画だというのも見どころ。
スイスに不法入国しているモロッコ人。
仕事をクビになる描写はコメディタッチながらも独特のお国事情を感じる。
勘違いから始まるドタバタコメディ。
暗い気分になることが一度もなく、予想通りの展開。
だからこそ心地よく安心して見られる。
見ても見なくてもいいけど、ほのぼのしていて癒された。
主人公のサーディは、まさにコメディアンって感じで顔芸が素晴らしい。
ヒロインらしきイサコ役の女優は、強い美人って感じカッコイイ。
一生懸命日本語で話すシーンはかわいらしかった。
そのボスを演じた笈田ヨシが異国に媚びることなくザ・日本人を演じていて清々しい。
人質になっときに寿司の差し入れが出てくるところや、きちんと日本の作法を映すあたりに日本愛を感じる。
遥か遠いどこかの国で日本が映画の一部になる。
有名でも傑作でもないけれど、日本人として見れることを誇りに思う。
思えばスイス映画はあまり見たことがない。
この日本愛を見てしまったらお返しにスイス映画を見てみたくなる。
映画が国をつなげ、人をつなげる。
なんだかとっても気持ち良い。
ちぶ~的ジャパン度5