色々考えすぎた。
自分で自分を縛る。
自分で縛ったのに自分だけでは解けない。
誰かの優しい言葉。
いつもはなんとも思わない言葉が自分の中に入り込む。
「生活のために稼がなきゃ。」
「正社員じゃないと。」
「とにかく安定を。」
果たして、本当に大事なのはそこだったのか。
それに囚われるあまり、一番大切なものを見失っていた。
マジメすぎたのかもしんない。
もっと楽で楽しくてもいい。
仕事だけが人生じゃなかったんだ。
当たり前のこと。
それすらわからなくなっていた。
もっと軽くいこう。
「映画 紙兎ロぺ ~つか、夏休みラスイチってマジっすか!?~」みたいに、バカ話していつも笑って。小さな幸せを感じていたい。
そのためにも.......
アキラ先輩と後輩のロペは、いつものようにダラダラと毎日を過ごし、夏休みの最終日まで自由研究の課題を放ったらかしにしていた。彼らはお互いに名案が浮かぶでもなく、またしても無駄な時間を費やしていたが、何とアキラ先輩の姉のピアスを壊してしまう。パニック状態に陥った二人は、たまたま美しいイヤリングを見つけるものの、それは怪盗デビルキャッツが美術館から盗んだ宝石だった。
TOHOシネマズから生まれたアニメ。
映画の本編の前に流れていた傑作。
今思えば、なんて豪華だったのだろう。
今は、クソみたいなラブストーリーを見せられる苦痛。
秘密結社鷹の爪は、出世しても卒業しないでほしい。
よ~ろ~し~く~た~の~む~。
やはり短編のよさがどうしてもなくなってしまう。
短編集を映画化した方がこれまでの良さを失わずに済んだのに。
もったいない。
でも。
ファンなら絶対に見る。
映画にしてしまうと、どうしてもうまくいかない部分が出ることが容易に想像がついたとしても。
このロペとアキラ先輩の師弟関係が好きだ。
ロペは絶対に先輩には逆らわない。
私と違って。
いつも敬意があってそれでいて受け入れる器を持っているロペ。
私は絶対アキラ先輩似。
自由でわがまま。
でも、私は先輩に悪態をつく方。
こんな関係っていい。
くだらないことでクスっと笑う。
軽いようでいて本当は絶大な信頼と絆がある二人。二匹
いつものほのぼのグダグダさに、映画ならではのイラストのリアルさ。
背景は写真のよう。
どこも見逃してはいけない。
看板がヘンテコだったり。
通りすがりの動物がかわいかったり。
とにかく癒される。
お気に入りは、ソバージュの占い師。
変なリアル。
地味に微妙にくるおかしさ。
人生、ユーモア。
ユーモアがあれば生きるのも楽しい。
久々に家族みんなで見れた作品。
みんなで見るともっと面白い、そんな映画。
チャラ子もこの二人のようにちょっとした冒険をしようと思います。
ちぶ~的シュール度4
映画だと広がりすぎて面白さも絞り切れない。それでも、やっぱり好き。とにかくキリンの先生の顔がいつも見えなくて気になるw