ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

消える目薬「鉄男 TETSUO」

仕事が終わり、帰る準備をしていた。


目薬を持って帰ろうと、いつも入れている引出を開けたが目薬がみつからない。


家にあるかもしれないと帰ってからも探すがない。


次の日、引出を開けたら目薬が入っていた。


みつけれなかっただけか。


そして、また帰る頃。


引出を開けて目薬を探す。


ない。


どこにもない。


なんでだとイラ立つ。


しょうがないので、ほかの片づけをしに席をたった。


片づけて席に戻ると.....


目薬が机の上にある。


おかしい。


私意外にオフィスには誰もいない。


怖い。



二日連続同じ出来事はさらに怖い。


本当にあった怖い話。


目薬に震えた夜。





「鉄男 TETSUO」のように世にも奇妙な出来事はあったりする。
ブラックなちぶ~の評論日記☆
解説.....

自らの18ミリ作品、『普通サイズの怪人』をもとに、全身が金属に変化していく男の恐怖を描いたサイバーパンク・ホラー。本作は第9回ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。本作のモチーフは、よりスケールアップ した『鉄男Ⅱ BODY HAMMER』へ引き継がれる。







なんでですか。


どうしてですか。


こんな傑作を、なぜリメイクしたのですか。


これでいいじゃないか。


これで言い尽くされているじゃないか。


どうでもいいけど、”てつおとこ”ではなく”てつお”であったことにこれを見てやっと気づきました。





とにかく演じた田口トモロヲが絶品。


隙がない。


頭から足の先まで狂気に浸ってる。


相手役の女優がにしおかすみこに似てて、若干棒読みでも押し切られる。


それは、この男のすごさがそうさせている。




本物は一つ。


鉄男とはこの映画のこと。


いいかっこもしない。


高度な技術も使わない。


色も必要ない。


人の狂気や苦悩はかっこわるくて汚くてえげつない。


それでいい。


それがいい。


安っぽくて、ありものの鉄くずで浸食される鉄男。


奇妙なダンスと壊れていく騒音。


追われ、追い込まれ、逃げ場を失う。


なぜこうなったのか。


明確な理由はない。


分からないから怖い。


何をどう後悔すればいいのか。


自分の知らない自分が生まれる恐怖。


性行為はその象徴。


二つが一つになり、一つが二つになる。


不気味さを持たせたSEXシーンは、必要不可欠。


愛は時として凶器。


男と女は時として殺人者。


人間の底知れぬ怖さを知る。



不完全だからこそ伝わるものがある。


満たされないから満たそうと思う。


だって期待し、希望を持てるから。


この映画も一緒。


不完全に満足する。


なんでも完璧では存在価値がないと思いませんか。







ちぶ~的シャルウィーダンス?度5音譜音譜音譜音譜音譜

おばちゃんの超絶鉄ダンスが見もの!みんな芸達者!ここまではじけられる勇気を称えます。

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