ホラー映画さえあれば!

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あやふやうやむや「白と黒のナイフ」

寒波が来てる。

 

吹雪で前の車すら見えない。

 

信号は真っ白。

 

2,3メートル先がもう神隠しゾーン。

 

一時間前に出発してもあまりの渋滞で着いたのギリギリ。

 

もはや遅刻?

 

私の中では29分に着いたので知らないふりをしておく。

 

あやふやなものはどっちともとれる。

 

 

特に法廷で裁く犯罪なんて真実とは異なることが多い。

 

「白と黒のナイフ」は、映画自体もグレイになってしまったお気の毒作品。

白と黒のナイフ


あらすじは......

ある大富豪の女が別荘で惨殺される。
女の遺産が全て夫に相続される事から、夫であるジャック(
ジェフ・ブリッジス )に疑いがかかる。その弁護を受け持つ事になったテディ(グレン・クローズ )は、ジャックを疑いながらも深い関係に落ちてしまい、心のコントロールが利かなくなるのだった。

 

 

どこかでみたことのあるような展開。

 

ぱっと見で分かるような結末。

 

焼いても煮てもいない。

 

そのまんま。

 

生魚を食べさせられてる気分。

 

猫じゃないから、さばいていない魚は食べれない。

 

せめて刺身にしてほしかった。

 

これは、さんまのまんま。

 

 

 

 

男に翻弄され真実が分からなくなっていってしまうテディをグレンが演じている。

 

私の中では「危険な情事」のイメージ。

 

毎度男には翻弄されているのは確かだが、受け身なのは信じられない。

 

あの目つき、本当にナイフを持っているのはテディだと思ってしまう。

 

逃げ惑うシーンがこんなにも似合わないとは.....

 

「危険な情事」では兎を煮込んでいたグレン。

 

今回もさんまを焼いてくれていれば作品としての盛り上がりがあっただろう。

 

 

 

 

ジェフ・ブリッジスの不敵な笑みが好きだ。



どこか色っぽい怪しさ。



そりゃ、旦那と別れたシングルマザーはクラっときますよ。



この男の守備範囲の広さに感心しますけどね。



当時はこういうラブサスペンスが流行してたんでしょう。



似たような作品がありふれてる気がする



演技は二人の競演は、2時間サスペンスと同じくらいの面白さはあり。



脚本がもっと緻密であれば、傑作だったかもしれない。



有罪か無罪か。



本当のところ、神様でもない限り平等にジャッジするのは不可能。



人が人を裁くということはそういう問題がつきまとう。



グレイの真実。



たとえ、法廷で裁けなくても罪は罪。



恋は盲目。



真実すら見えなくなってしまう甘い罠。



とりあえず、容疑者と付き合うのはよそう。

 

 

 

ちぶ~的法廷度2

法廷に恋を持ち込むな、危険。この映画の法廷シーンは、浮気を問い詰めてる感じと似ている。