『現代っ子がハマりそうな現代の闇。』
本当に少女Aは殺人を犯したのか?
報道による偏見でどんどん追い詰められていく少女。
所詮、真実は当事者にしか分からない。
それなのに憶測で真実がどんどん曇っていく。
一度犯してしまった罪は、消すことができないという怖さ。
今はなんでもインターネットですぐに見つけられるからだ。
あまりにもリアルな展開で、実話なのかと思ってしまった。
途中までは、犯人が誰なのかが気になった。
でも、後半になるとそれはあまり関係なかったことに気づく。
容疑をかけられた少女の家族。
少女Aの弁護人。
事件の被害者の遺族。
それぞれの視点で事件は様々な色に変わる。
真実は一つだ。
でも、所詮人間が人間を裁く裁判でしか事件を計ることしかできない。
たとえ、それが本当の真実ではなかったとしても裁判で決定してしまったら従うしかないのだ。
なんと恐ろしいことでしょう...
きっとこの怖さにこの作品のメッセージが込められていたんだと思う。
主人公を演じたラリ・エスポジットが印象的でした。
あの気の強そうな感じが役にぴったりでしたね!
全体的に淡々としていますが、法廷サスペンスとしても見ごたえがある作品でした~。
ちぶ~的ビッチ度4
SEX映像が流出って時点で全然主人公に共感できないっていう(笑)ビッチはやっぱりトラブルメイカーですな。
本日紹介した映画は...
少女Aの殺人 容疑者ドロレスは、本当にカミラを殺したのか? (2018)
THE ACCUSED
- 監督 ゴンサロ・トバル
- あらすじは..
- その美少女は、殺人者か?それとも、冤罪の被害者か?惨殺された18歳の女子高生、容疑者として告発された同級生の少女好奇の目にさらされ、マスコミに追われ、ハダカにされてゆく少女たちの性と生すべての『秘密』が暴かれた時、裁かれる『嘘』とは?予想外の『真実』とは?
- (Amazonより引用)