『現代人にも響く恐怖のカメラ。』
インスタができてから、特に写真って身近なものになったと思う。
どこに行っても皆がシャッターチャンスを狙っている。
美味しい食べ物、美しい景色、みんなの顔...
カメラはそのまんまを映す。
だからこそ、怖いものがあるかもしれない。
そう、この映画みたいに...
ずっとこの作品が見たかった。
カルト的作品で、よく本でも紹介されている。
でも、レンタルではなくて...
ついにネット配信で見つけて、速攻見た!
いや~ちょっと、期待しすぎたな(笑)
カメラのアングルや、色遣いが凝っていてカルト的人気があるのは納得。
ただ、予想以上に残酷シーンがない。
派手さもなく、地味。
その代わり、精神的にじわじわと不気味な怖さがず~っと漂っていた。
恐怖に憑りつかれた男と、餌食になる女達。
確かにカメラに吸われそうに血の気が引いていく。
孤独で惨めな主人公...
切なかったなぁ。
私は、いつも食べ物ばっかり撮っちゃうからあの執着心は全く理解できませんでしたけどねぇ(笑)
ちぶ~的カメラ度5
昔のカメラってカッコイイですよねぇ。今はなんでも携帯で済ましてしまうから、ああいうアナログさに惹かれてしまいます。
本日紹介した映画は...
血を吸うカメラ (1960)
PEEPING TOM
- 監督 マイケル・パウエル
あらすじは... - 心理学者の息子であるマークは幼い頃、恐怖が人間に与える影響について、父親から絶えず実験をされていた。度重なる実験は、マークを次第に狂気の淵に追いやっていった。やがて成長したマークは、女性の表情をカメラに収めることに執着するようになる。そしてついには、死の間際の表情を撮りたいと熱望するに至る……。
(Yahoo!映画より引用)